第三世代の真の力
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たシリルは諦めて真ん中を取ったのだった。
「ほれ見ろ火竜!!てめぇが間違ってるからガキが気ぃ使っちまったじゃねぇか!!」
「気ぃ使わせてんのはそっちだろ!?」
ガジルはシリルを離すとナツと取っ組み合いになり、次第にいつものギルドのような殴り合いへとヒートアップしていく。
「「「・・・」」」
「ナツさん!!ガジルさん!!落ち着いて下さい!!」
唖然としてケンカをしている2人を見ている三大竜と2人を落ち着かせようとしているシリル。ケンカをしているナツとガジルを見て妖精の尻尾の面々はため息をついたり、2人らしいと笑っている者もいたりした。
「てめぇ・・・」
「この・・・」
「あの・・・」
いつまで経っても終わりそうにない2人のケンカ。それを見たシリルは一息ついた後、スティングたちの方を向き直る。
「2人がこんなだし、はっきりいってこれくらいならナツさんたちを煩わせる必要も無さそうなので・・・
俺1人で相手してあげますよ」
シリルはそう言うとケンカする2人の前に立ち、スティングたちに対して構える。
「なっ!!」
「お・・・おい・・・」
「シリル・・・」
スティング、グラシアン、ローグの三大竜は目の前の小さなドラゴンの宣言に思わず耳を疑う。
目には目を、歯には歯を、1対3には1対3を。
「やられた分はきっちり返します。それが妖精の尻尾のやり方です」
三大竜を見据えて不敵に笑うシリル。水竜vs.三大竜の戦いが始まる。
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