1部分:第一章
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そして後ろの棚から何かを取り出した。
「これです」
彼はケースの中に収められている毛を取り出し僕の前に出した。
「これがムングワの毛ですか」
僕はその毛を見てまずそう言った。
「ううむ・・・・・・」
その毛は何かの毛に似ていると思った。
「豹の毛に似ているとお考えでしょう」
「はい」
博物館員に言われ僕は答えた。実際に先端が黒くなっているところからそれを連想していた。
「実際に私共も調べたのですが」
彼は顔を顰めて言った。
「これは実際に豹の毛でした。目撃例もありますが豹かライオンに似ているそうです」
「やはり」
それは聞いていた。
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