6人のドラゴン
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予想できたでしょうか!?剣咬の虎の三大竜!!妖精の尻尾の前に手も足も出ず!!』
地面に這いつくばり苦しそうに肩で息をするスティングたち。それを見ていたレクターたちは目に涙を浮かべていた。
『このまま試合は終わってしまうのか!?』
限界かと思われた3人。だが彼らはなんとかその場に立ち上がる。
「っざっけんなよ!!」
「終われるものか」
「ああ!!簡単に越えられる壁じゃねぇのはわかってた」
傷だらけの三大竜。しかしその目には光が灯っており、諦めるなどという感情は微塵も持ち合わせていないことごありありとわかる。
「わかってるよ、レクター。約束だもんな」
スティングは自分のために、そして友のためにナツという壁を越えなければならないのだと今一度思い出し、ついに本気になることにした。
「「「ん?」」」
シリルたちはいきなり目付きが変わったスティングたちを見てどうしたことかと思っている。
「負けねぇよ」
そう言うやいなやいきなりスティングの周りに白き光が現れ、顔には竜のような鱗が浮かんでくる。
スティングだけではない。ローグとグラシアンも黒と紫のひかりに包まれ、顔に同じように竜の鱗が現れる。
「負けられねぇんだよ、レクターのために」
「なんだ?この魔力は」
ホワイトドライブなどを使った時よりもさらに魔力が高まっており、ガジルはそう呟く。
「こいつは・・・」
「マジか・・・」
ナツとシリルは今のスティングたちの形態を見たことがある。彼らは以前この姿になったことがあるからだ。
「こ・・・これは・・・」
「第三世代の真の力に戦くがよい」
「ありえん・・・自らの意志で発動できるのか?」
マカロフ、ミネルバ、ミストガンに扮しているジェラールがそう言う。
「あの噂・・・どうやらマジだったようだな」
ドムス・フラウから離れたある場所で魔水晶の水晶からこの試合の様子を見ていた魔女の罪の一員であるカミューニはスティングたちを見て冷静にそう言った。
「ドラゴンフォース!?」
メイビスもびっくりの形態、ドラゴンフォース。ついにドラゴンの力を解放した三大竜が妖精の竜たちに襲いかかる!!
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