第二話
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「モークドルース」というギャングのような組織がある
脅迫、暴行、窃盗は当たり前、ひどいときは殺しまでする
このような組織をこの世界に名が通る大国サイルドで野ざらしにさせておくにはいかない
しかしモークドルースはかなり大規模な組織だ、根絶やしにするにはリスクが多すぎる
じゃあどうしよう?簡単だ、和解をすればいいのさ!
それでいいのか大国ごら
モークドールスとは五年前くらいにあっさり仲良くなったらしい、今では警備を手伝ってくれたり資金面も協力してくれてるらしい、最初はもちろん警戒もしてたらしいんだが、なんとこの五年間まったくこの組織は犯罪事をしなかったらしい・・・しなかったですはい
「・・・」
「んだこいつ、全く表情も動かさず声も上げず気持ち悪ィ」
「石のようなお姫様・・・って言われてるだけあるな」
「まあ こいつを人質にして国王サマをぶっ殺して、この国を乗っ取る・・・五年間静かにしてたかいがあったもんだぜ!!」
「まだ手を出すなよ、今部下と取引の最中だ」
「こいつになにげイラついてたんだよな、どんな方法で苦しめてやろうか!ぎゃひゃひゃ!」
は〜い、ちょっと状況整理しようね〜
モークドールスに突然拉致られた、うん、そうです、しかも物騒なこと言ってるよこいつら
やばい、なんか突然裏切って国を乗っ取る作戦らしいですはい・・・じゃねえよ!今椅子に縛り付けられてるし!一人なんかキモいし!性的なこともされそうだし!!
冷静に考えてマジでやばい、この五年間にのっとるために色々準備してたらしい
んでもって絶賛お城占拠されてます、急展開すぎぃ!
「下を見てくる、そいつには手を出すなよジャック」
「へいへい、仰せのままに」
この度変態野郎はジャックらしい、全世界のジャックに謝れ
「んでどうよ?セリアちゃん〜?ご気分は?」
うわ話しかけてきたキモい、とりあえず刺激させないよう頑張って口動かして喋ってみよう
喋んないとエロ同人みたいな事されそうだし
「フッ」
「ああ?」
「口を開くな豚が、その小汚い顔と口を洗ってから出直せ」
いやあああああああああああああ!!!!!なにいってんのおおお!
いやちがうんです、いまのは言葉のあやというか体が勝手にしゃべったというか・・・
が、この体(貧乳)は表情一つ変えないし心の声をしゃべるわけもない、なんでええええええ!!!
「おーおー、悪ィな、女に豚と言われて喜ぶ趣味はねえんだ・・・よッ!」
ドンッ!と腹のあたりを蹴られる、ジャックの力が強いのかセレナを椅子に縛り付けていた縄が破れた
「おらおらどうした!抵抗
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