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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
グラビア対決?
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撃により、
 二重の意味で失敗に終わった。」

エルザさんはそう説明をする。

「筋は通ってるんじゃない?」

そう言ってきたのはリサーさん。

「捕まってたら、何をされてたかわからんがな。」

「やめてよ〜。」

エルザさんの言葉にルーシィさんは少し怯えて言う。

「その捕獲方法よ。」

「どういう事?」

大鷲の尻尾(レイヴンテイル)には私達を襲った奴、
 相手の魔力を一瞬にして0にする魔導士がいる。」

「・・・・・・。」

シャルルの言葉に俺は強く拳を握る。

「(絶対に許さねえ・・・!!!!)」

俺は心の中で怒るのだった。

「確かにな・・・マスターの推測では、
 1日目ルーシィの魔法がかき消されたのもそいつの仕業だと見ている。」

エルザさんがそう説明をしてくれる。俺は怒りを抑え、話を聞く事にした。

「そんなに捕獲に適している魔導士がいながら、
 何故、そいつが実行犯に加わっていなかったのかしら?」

シャルルの疑問はそう言う事であったか。

「それはバトルパートのルール上、
 参加者は闘技場の近くにいる必要があるからだろ?」

「誰がバトルに選出されるのか直前までわからないってルールね。」

グレイさんとリサーナさんがそう説明をしてくれる。

「ならリザーブ枠から、他の人を出させれば、いいのでは・・・」

「いやそれが、大鷲の尻尾(レイヴンテイル)には
 リザーブ枠の人がいないって聞いたぜ。」

「・・・そうですか・・・。」

ますます謎になってしまったな・・・。

「考えすぎだよ、2人共。」

「・・・だといいけどな。」

「あいつらにとって“方法”より結果の方が大事ってよくわかったもん。」

「まあ・・・いずれにせよ、私達の場外でも狙うつもりなら、
 警戒を怠る事なく、なるべく1人にならないように心がけよう。」

エルザさんのその言葉に全員頷く。

「・・・・・・。」

シャルルは1人、あの予知(本人は夢)で見たことを思い出す。
崩壊する(メルクリアス)そして、涙を流し、何かを歌うルーシィ。

「・・・。」

シャルルはルーシィを見る。

「(私が本当に気になっているのは、
 ()()()()が狙われたという事実。)」

シャルルは心の中でそう思うのだった。


































「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ。」

闘技場のそろれぞれのチームの待機場所についた俺達は
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