Life22 転生天使!転生麻婆!?前編 〜新たなる仲間〜
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らず笑いを誘った。
そこで、ある事に気付いた一誠は祐斗に耳打ちする。
「なぁ、木場。イリナには神の消滅について黙ってた方が良いのかな?」
「ん〜、如何なんだろ?その件に――――」
「大丈夫よ、イッセー君。我らが主の崩御については、ミカエル様から直に聞いてるから」
『!?』
一誠と祐斗の会話が聞き逃さなかったイリナが答えた。
「そうなのか?」
「その割にはショックを受けてそうには見えな――――」
「ショックだったわよぉおおおおおおおぉぉおおおぉおおおおおおお!!!」
祐斗が言い終える前にイリナが泣き叫んだ。
「世界の中心であり、全人類の心の支えであった我らが主の崩御が、既にあったなんて、おかげで七日七晩寝込んでしまったわぁああああああああ!!あああああああああ、主よ!!!」
「よくわかるよ」
「とてもわかります」
号泣し続けるイリナに対して、アーシアとゼノヴィアの2人だけは同意しているモノの、他の悪魔たちは若干引いていた。そのうち何人かは大げさすぎじゃないかと口にしそうになったが、それを言ってしまうと地雷を踏みそうな気がしたので全員黙った。
「・・・・・・・・・兎に角。グスッ、私はヒック、その悲劇については認ズズ、識してるから心配しないでイッセー君・・・・・・・・・グスッ」
「わ、わかったよ」
とても大丈夫そうには見えなかったが、祐斗は一応、応じるように了承した。
イリナは完全に涙を拭いた後、でもと付け加えた。
「七日七晩寝込んでいた影響から激ヤセしたのよ。その反動でたくさん食べたら激太りして、そこから元に戻すまでが大変だったわ。しかも元に戻ったら胸のサイズが1センチ・・・・・・いえ、2センチ増えちゃったみたいで、今迄付けていたブラジャーは全替え状態で大変だったわ」
『・・・・・・・・・・・・』
そのカミングアウトのような説明に、それぞれが別々に反応する。
胸に自信のある女性たちは、あらあら♪と言う風に微笑ましく見つめ、逆に自信の無い女性はイリナの困った仕草に贅沢者!或いは呪殺してあげましょうか♪とそれぞれにジェラシーを感じていた。
そしてそれ以外のギャスパー以外の男3人組は、イリナの天然な色気に当てられて、ゴクリと喉を鳴らした。
一誠と元士郎の2人については前かがみ状態になっていて、好意を密に寄せられている女性陣の何名から足を蹴られるなどの暴力を受けていた。
因みにギャスパーは顔を赤くするだけだった。
そんな彼らに構わずに、元凶たるイリナは別のショッキングな事実を口にする。
「それにもう一つで・・・・・・・・・シロ兄の事はショックだったわ。まさか魔術師だったなんて」
イリナの言葉に何人かはオヤ?とした
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