月下に咲く薔薇 19.
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かは上が判断するからとにかく思い出せ、と言っている。
「昨日ショッピング・モールに残してきた車と買い物を取りに行ってもらって、その道すがらメモを作るのがいいわね。同じ時刻に同じ場所を通ったら思い出しやすくもなるでしょう」
行楽でも勧めるように、にっこりと微笑む戦術予報士が怖い。
「但し」と、城田が制限に乗り出す。「クロウはバトルキャンプに留まるように。護衛のロックオンもだ」
「それはやむを得ないわね。その分、ミシェル、貴方がクランの言動についてはしっかりと思い出してちょうだい」
「了解」
クロウ達2人とミシェルは、全く違った表情で上からの指示を受諾する。
結局、会議は霧中の前半と進展のあった後半に大きく割れてしまった。5人のパイロット達だけを室外に吐き出すと、表向き会議は終了する。
− 20.に続く −
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