第1巻……動き出す緋色の運命
5弾 来るはキンジの幼馴染
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しは先に寝るわよ、キンジ、ハヤトおやすみ」
アリアは寝室に勝手に入って行った。
「リサ。今日は「お情け」は無し!異論は認めない!」
「はぅう!?そ、そんなぁ……ご主人様!リ、リサはこの火照りをどう鎮めればよろしいのですか!?」
「じ、自分で処理しなさい!」
オレは外套の内側に繋がる絶界から「着ていたポロシャツ」をリサに押し付けるように渡してリサの背を押してを寝室に押し込んだ。
……キンジにヒスられたら色々と面倒になりそうだから彼を風呂場に押し込む。
で、オレは……風呂が開く順番を待つ……その隙間の時間を使って絶界から引っ張り出した銃器のメンテナンスをして、それが終わらせる。
そして、自室となる部屋に行きその床にルーン対応魔法陣を描いていく。
そして式力を魔法陣に流し込むと……絶界から移動させられた俺の家財道具がこっちに顕現する。
家具に抜けがないことを確認してオレがタンスから寝巻きを取り出していると……
ピン、ポーン……
とても慎ましくインターホンがなった。
……誰か来たのか。
オレは待たせてはいけないと思ってドアに向かい、待ち人を迎えようと手をかけたら……
「まて……うぉっと!?」
ドテンッとキンジが転んで音が響く。そんなことは知らない俺がドアを開けると……
ジャキッ!と鼻先に抜き身の日本刀を突きつけられた……ってエェェェ!?
「あなたは誰ですか?」
「……お、落ち着こうか、お嬢さん……」
「……!?ご、ごめんなさい!!」
俺の声を聞いたその日本刀を突きつけている少女は巫女服に長い黒髪ロングのストレートに頭には白布の白いリボンをつけた美少女だった。
片手には風呂敷で包んでいる……(お重か?)を持っていた。
「お、おい!白雪何やってんだよ!?」
オレに刀を突きつけた少女をキンジは白雪と呼んでいた。
「き、キンちゃん……ごめんなさい!」
この反応はどうやら……この二人は幼馴染だな?
「オレはハヤト。天道・H・ハヤトだ……」
とりあえず、自己紹介はしておく。
「わ、私は星伽……白雪です……」
後ろめたさがあるのだろう……俺に日本刀を突きつけたことだろうけどな。
「知らない人がキンちゃんの部屋から出てきて……あんまりにもキレイな顔立ちだったからつい……刀を抜いてしまいました……ごめんなさい!」
「いや、大事には至らなかったからオレは気にしてないよ!……顔上げなよ星伽さん。」
オレは目を隠しチラチラとキンジの上半身を盗み見する星伽さんをフォローしつつ後ろのバカに「服を着ろ!」と目で言っておくことにした。
で、星伽さん改めて白雪さんの応対をキンジに任してオレは風呂に入りながら
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