暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico41融合騎とユニゾンデバイス〜Eilie and Reinforce Zwei〜
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。今からお会いするのがすっごく楽しみなのですよ♪
「ニコニコしてどうしたの? リイン」
「なんでもないですよ〜♪」
アイリの顔のすぐ側に寄り添います。アイリもリインに釣られるように笑顔になってくれたです。
†††Sideリイン⇒アイリ†††
八神家へとやって来て早1ヵ月。レンアオムに居た変わり映えのない何百年に比べて濃い時間だったね。管理局の仕事は本当に大変で、ただマイスター達にくっ付いて魔導犯罪者を狩って、書類をぱぱっと片せば良いと思ってたけどこれがかなり面倒だった。管理局法を一から覚えないといけなかったし。
(リインの言う充実感を得るにはもうちょっと頑張らないといけないみたいだね〜・・・)
だけどマイスターやシグナム達と一緒に居られたり戦えたりするのは最高の気分だね。それとみんなとお揃いの制服というのも悪くないし、特別技能捜査課っていう所属課のメンバーも良くしてくれるし。休憩中に美味しいデザートを食べれるのも最高だと思う。はやてとシャマルは、太る〜、って嘆いてたけどね〜。
「お? ちゃんと飾り付けで来たようやね」
「はやてちゃん!」
「良い仕事をしたな、アイリ」
「ルシル?」
クリスマスツリーが飾ってあるリビングダイニングに入って来たはやてと、アイリの愛するマイスター・ルシル。この1ヵ月で、はやての人となりは理解できて、シグナム達がはやてを大事にする気持ちも解った。以前のマイスター・オーディン(ホントはマイスター・ルシルだけどね♪)と雰囲気が似ていて、道具じゃなくて家族として接してくれる。アイリにもみんなと同じように愛してくれてる。
「ルシル君、やっぱりまだ魔法は使えないです?」
「あ、ああ。あれから1ヵ月も経ったし、そろそろ元に戻るだろうと思っていたけどな」
「ルシル君はホンマに無理し過ぎや。この長期休暇は良え薬やよ、しっかり休むように!」
マイスターは、シュヴァリエルとスマウグの連戦の影響か
魔力炉
(
システム
)
が不調になっちゃって、この1ヵ月間魔法も魔術も使えなくなっちゃってる。そういうわけで特捜課としての仕事は無期休養。あーでも内務調査部っていう、管理局組織内を取り締まる警察みたいな部署の仕事は招集命令が来ると出るけど・・・。
「判っているよ。調査部の方も俺の体を心配してくれて仕事量を減らしてくれているし。というか、せっかくのイブに仕事の話はよそう」
「そ、そうやね、うん。今日は家族水入らずのクリスマスイブ、楽しい話題だけで十分や」
「それじゃあ夕飯の下ごしらえを始めるか」
「おお♪ っとその前に。外で飾り付けしてくれてるシグナムとザフィーラ、ケーキを取りに行ってくれてるヴィータとシャマルのために温かいもん用意せえへんとな」
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