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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico41融合騎とユニゾンデバイス〜Eilie and Reinforce Zwei〜
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の写真データと名前を見て、ちょっと察しちゃった・・・みたいな。同じリインフォースって名前。アインスとツヴァイっていう番号。姿が見えないアインスにそっくりな外見。総合的に考えて、アインスはもう居なくなったんだって」
当たってるです。はやてちゃんが「アインスはな・・・」あの夏の日、アインスが天に旅立った日の事を話し始めました。はやてちゃんやシグナム達の未来を守るため、アインスは旅だったのだと。
「大切な人のために命を懸ける。さすが、だよね。うん、アイリもきっとそうする」
アイリは懐かしむような表情を浮かべてアインスを讃えました。リインも短いながらもアインスと過ごした時間を思い返すです。
「ちょこっと脱線したけど、アイリはリインに訊きたいことがあるんだ」
「なんでしょうか?」
「リインは融合騎でありながらも管理局員として登録しているんだよね。そんなリインに質問! 融合騎である以上、仕事の時はマイスターのはやての側には常に居ると思うんだよね。それなのにわざわざ管理局員になった。どうして? 何かメリットとかあったりするの?」
「確かにリインは局員にならなくてもはやてちゃん達と一緒に働けるですよ。でも、それだけだと足りなかったんですよ、リインとしては。はやてちゃん達はデスクワークをしていても、リインは見てるだけです。魔法戦の時だけ役に立つユニゾンデバイスではなく、他のお仕事でもはやてちゃん達をお手伝いしたかったから・・・といったところでしょうか」
真剣な表情をしてるアイリに、リインも真剣に答えるです。リインが局員になりたいとはやてちゃん達へ伝えた時の思い、言葉をそのままに。はやてちゃん達に伝えた時、みんなはリインが側に居てくれるだけで十分だと言ってくれましたが・・・
――俺はリインの意思を尊重するよ。小さい体でも立派な八神家の騎士だからな。局員になってでもはやて達の力になりたいって言うんだ。立派な事じゃないか――
ルシル君がそう言ってくれたおかげで、はやてちゃん達もリインの管理局入りを認めてくれたです。
「お仕事は大変ですし、ミスをすると怒られもします。でも充実した日々ですよ♪」
アイリにそう微笑み返しますと「そっかぁ〜。ん、決めた。アイリも局員になる!」アイリはそう決断したです。
「リイン! 融合騎としては先輩だけど、局員としては後輩となるからよろしくね♪」
「は、はいですっ!」
はやてちゃん達から拍手が送られる中、リインと同じ身長にまで戻ったアイリとギュッと握手を交わしました。
・―・―・終わりなのですよ〜・―・―・
アイリは、リインの不安をその日の内に晴らしてくれたのです。今ではアイリのことが大好きです。もう1人の融合騎であるアギトさんとも仲良くなれたら嬉しいです
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