暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico41融合騎とユニゾンデバイス〜Eilie and Reinforce Zwei〜
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しげな表情を浮かべているです。
「とゆうか、ルシル君も管理局入りが確定してから八神姓を名乗らんくなったし。さみしいわぁ。以前みたいに八神ルシリオンって名乗ってもええんやよ?」
「いや、それは管理局に俺やシグナム達があくまで地球人なんだと思わせるためだったからで・・・」
「はい。わたしの大事な名字がルシル君に利用されました〜。しくしく」
「あー、ルシルがはやてを泣かせたー!」
「テメェ、ルシル!」
「ひどいわ、ルシル君・・・」
「ルシリオン、お前・・・」
「・・・主を泣かせるのは感心せんな」
シグナム達からも非難が起きたです。嘘泣きのはやてちゃんがリインをチラッと見てきましたので、「さ、サイテーです!」リインも参加しましたら、「えええーーー」ルシル君が膝をついてしまいました。
「トドメや♪ アイリに八神姓を名乗らせるんなら、ルシル君も名乗らなおかしない? わたしのお家に居るんやし。な?」
「・・・・負けました」
ルシル君がポツリと呟いて立ち上がって、頭をガシガシ掻いたです。どうやら決着のようですね。アイリさんははやてちゃんに抱きついて喜びを見せて、「作戦失敗かぁ」はやてちゃんは残念がってます。どうやらルシル君に八神姓を名乗らせたかったようです。
「ルシル! アイリはこれからもアイリ・セインテストを名乗るよ!」
「判った。好きにしろ」
「やったね♪」
「それじゃあアイリちゃんのマイスターも、わたしやなくてルシル君に――」
「あ、マイスターははやてで良いよ。名前だけは譲れなかったんだよね。そ・れ・に♪ えへへ〜? 約束だよね〜?」
アイリさんが両頬に手を添えて照れのような嬉しさのような、おそらく両方の感情を含んだ笑顔を浮かべたので、「???」どうしてそんな表情を今、浮かべるのか理由が解らずリイン達は小首を傾げるばかり。
それはともかく。リインは以前アインスから聞きました。アイリという名前もセインテストという名字も、オーディンさんに与えられたのだと。いくらルシル君がオーディンさんと同じセインテスト家の出身者でも、勝手にアイリさんの事を決めるのはダメということですね。
それから本局に着くまでの間、皆さんは思い思いに時間を潰すことになり、ケリオンさんが帰ってしまったことで元気のないすずかさんにはなのはさん達が付いて、八神家はアイリさんの今後について話し合うことになり、ルミナさんとベッキーさんは、特捜課のガアプ課長たちのところに行きました。
「んで。アイリはどうするんだ、これから」
「どうするって?」
「八神家は管理局に務める公務員なんよ」
「同じ融合騎のリインは、局員として魔導師ランクや階級を取得しているの」
リインに視線が集ま
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