『よし、現実逃避だ』
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『束さんISは?』
A.箒ちゃん可愛いよね!
駄目だ。流石はコミュ害の束さん、会話が通じねぇ。
気が付いた時はアルバム作りにどっか行ってやがった。
後日束に聞いたらこんな事を言っていた。
「ほー?昔こんなの試作で描いた覚えが有るなー。さっすがたっくん、束さんが考えたものと似たものを作るとは、ほめてしんぜようぞ」
「ふぇ?これ如何したか?さぁ。どうでも良いじゃんこんなの。それよりもバトル級造ろうぜ。バトル束さんだ」
さて、名前がヤバいバトル級はともかくコレで造って無い事が発覚した。
やべぇ、全然気が付いて無かった。
調子こいてアナハイム・エレクトロニクス作ったり、月の裏で新マクロス級造るのに夢中で考えても無かった。
よし、現実逃避だ。俺はアナハイム・エレクトロニクスの総帥だ。忙しんだ。アレだアレ。女尊男非なんて下らないのに成らなくて良かったと思えば良いんだ。ウンそうだ。良い事したんだきっと。そうだ良いことしよう。それで問題ない。取りあえずチョロコットとシャル救済しとこう。
と、現実逃避に夢中になったがこの時、我らが束さんはまたも良からぬ事を企んでいた。
堕兎「ふふふ、どうよコレ」
???「流石です束様」
堕兎「ははは、コレで人類を革新させて束さんの偉大さを分からせてやるのだー」
???「流石です束様。こんな事にイノベイド造って手伝わせようとするとか流石です」
堕兎「はははドンドン褒めるがよい」
???「で?我々作った予算等どうしたんですか?」
堕兎「アナハイム・エレクトロニクスの予算ちょろまかしました」
???「ヤバくありませんか?」
堕兎「大丈夫だもん。私嫁だし、ちょっとだし」
???「自称ですし。アナハイム・エレクトロニクスの予算からしてもちょっとの額じゃないですよねコレ?」
堕兎「ばれたらばれた時でよ。いざと成ったら夜中に忍び込んでぐへへ・・・」
???「凄い事言ってますね。しかしご親友の方にばれたら不味くないですか?千冬さま総帥秘書ですし」
束「・・・。ヤバいよ。ヤバいよ。ちーちゃんこんな事絶対許さないタイプの人間だから不味いよ、どうしようりー君」
リボンズ「自分アロウズの編成に忙しいので、ばれた時の千冬さま対策はご自身でお願いします」
束「あー。へーるーぷーみー。・・・。ぐすん。そうだ、マイラブリーエンジェル箒ちゃんに慰めてもらおう」
そう考え早速箒に連絡入れたが、丁度その時剣道の練習中で千冬も居り早速ばれる事と成る。
人類が束の下らない思い付きで新たなステージに進むのも案外近いかもしれない。
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