エイリア学園編
宇宙からの侵略者!!
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た、星の使徒である。我々はお前達の星の秩序に従い、自らの力を示すと決めた。その秩序とは…サッカー!サッカーはお前達の星において、戦いで勝利者を決めるための手段である。サッカーを知る者に伝えよ。サッカーで我々を倒さぬ限り、この地球には…存在できなくなるであろう!」
サッカーで宇宙人に勝てなかったら人類滅亡というとんでもない話に円堂達は戸惑う。
「宇宙人だろうがなんだろうが、学校ブッ壊されて黙ってられっかァ!!」
誰もが動揺する中、動じていない染岡が叫ぶ。
「染岡…!ああ、見せてやろうぜ俺達のサッカー!!」
「その必要はない」
染岡の闘志で盛り上がる雷門イレブンだったが「試合をするまでもない」と軽くボールを蹴ってみせた宇宙人。
するとそのボールが恐ろしい威力を持って円堂達へと飛んで行く。
グオバオオオオオオオオ!!
「マジン・ザ…!!」
ズッバアアアアン!!
「うあああああーっ!!」
すかさずマジン・ザ・ハンドで受け止めようとする円堂だったが、あまりのスピードにまるで反応が間に合わず円堂は吹き飛ばされ、そして凄まじい威力を持ったボールは、あろうことか円堂達サッカー部の部室を直撃し、崩壊させた。
イナズマイレブンの時代から、数々の思い出が詰まったサッカー部の部室…、それが円堂達の目の前で、無残にもグシャグシャに破壊されてしまった。
「お…俺達の部室が…!」
「…なんということを…!」
シュウウウウウウウ
凄まじい宇宙人の実力に雷門イレブン達が戦慄する中、妙な光に包まれて忽然と姿を消してしまった宇宙人。
どうやらこれ以上留まる意味がないとして、別の場所へと去っていったようだ。
「…恐ろしいシュートだった、スピードもパワーも…あんなのは見た事がない…」
「世宇子でさえ…さっきのシュートに比べたら…」
「マジン・ザ・ハンドでも止められなかったなんて…」
「いいや…技を出す間もなかった。そうだろう、円堂」
「……」
世宇子のアフロディすらも凌駕する恐るべき威力のシュート、地球人とはまるで次元の違う宇宙人の実力…。
やっとの思いで習得したマジン・ザ・ハンドも無意味と化すそのレベルに、雷門イレブンはすっかり意気消沈してしまった。
ピリリリリピリリリリ
「一之瀬君から…?」
ピリリリリピリリリリ
「お父様…?」
とその時、夏未と秋に向けてかかってきた理事長と一之瀬からの電話。
何かと思って電話に出てみれば、なんと2人からは「他の中学校も次々と宇宙人の襲撃を受けている」という報告が伝えられた。
一之瀬達が向かった木戸川清修も、雷門中と同じで無惨な破壊の跡が残るばかり…。
武方3兄弟や
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