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リリカルビィト〜才牙と魔法が交わる物語〜“改稿版”
七十七話、冬休みの予定
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のは達

「? どうした?」

「どうした? じゃないよ!? どう考えても内容が濃すぎるよ!?」

「てか私天撃使える可能性あるの!?」

「うちだけなん!? うちだけ魔力操作の特訓なん!? あれ地味やからやなんやけど!?」

「はやて、なんかさりげなく拒否してない?」

「やはり私は補助系が中心ですか……」

「私銃も使うけど……」

「なのはちゃんの砲撃魔法の事言ってるんじゃあ……」

其々反応を示すなのは達……

「其については其々答える……」

対して龍也は冷静に理由を話す

なのは=式神を同時に使うことでリンカーコアの負担をより少なく、且つ式神という魔法とは違う能力を使うことで手札を増やすという目的がある

フェイト=スピードを重視したオールラウンダーだが、周りを見ることが苦手の為、加速魔法で周りをあまり見ずに、かつ確実に回避する事が出来るようにするため、尚、天撃が使える素質があるようなので教えるというだけ

はやて=魔力の制御が苦手の為、魔力量が多くても意味がなく、且つ魔法を発動するまでの時間が圧倒的に長い為

アリシア=空間認識が高く、魔力量も高い為、最も才能がある魔力弾魔法を主とした戦闘能力を高めるため

絵流=マジ切れしていない限り、魔法よりも式神を使った戦闘が得意なので式神を支援する戦闘スタイルを確立させるため

アリサ=近接戦が主体のためか射撃と防御があまり得意ではないようなので

すずか=そろそろ才牙が完成するのとデバイスマスターを将来の進路として考えていると言っていたため

「ま、これらが理由だな……冬休みに入ってから三日後、特騎士が所有してる無人世界に出発……っていう風にします。良いですね?」

『はーい!!』

龍也の言葉になのは達が賛同し、解散したのだった
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