暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another25 決戦
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わずむっとなる。

ルイン「何それ?私達緊張なんて…していなくはないけどさ……」

アクセル「じゃあ、駄目じゃん…」

エックス「はは…」

脱力するように肩を落としながら言うアクセル、そして苦笑を浮かべるエックスであった。

ゼロ「やれやれ…最後の戦いだと言うのに緊張感のない奴らだ…」

ルナ「とか何とか憎まれ口叩きながらも、結構こいつらのことを気に入ってる癖に〜♪」

ニヤニヤしながらゼロを見遣りながら言うと、顰めっ面をしたゼロがルナの両頬を引っ張る。

ルナ「いふぇっ!!いふぇはら、ふぁなへ!!」

両頬を思いっ切り引っ張られ、涙目になりながら叫ぶルナ。

シナモン「ゼロさんは照れ屋さんなんですね!!私達もゼロさんのこと大好きですよ!!」

ゼロ「あ、ああ…」

シナモンの満面の笑顔に怒る気が失せたのか、ゼロはルナの両頬を引っ張っていた手を離す。

ルナ「うぅ〜、痛えよお…」

アクセル「ゼロをからかうからそうなるんだよルナ」

涙目になりながら両頬をさするルナに苦笑を浮かべるアクセル。

アクセル「にしても、ここまでみんなが自然体なら何だか行けそうじゃない。」

マッシモ「ああ、ここまで自然体でいられるなら寧ろ頼もしく思えるよ」

マリノ「そうだね、っと…みんな、気を引き締めな。お客さんだよ!!」

マリノが指差した先には警備用のプレオン達。

ルナ「わおっ!!凄え出迎えだな!!」

アクセル「鬱陶しいよね」

エックス「っ!!」

エックスが迎撃しようとバスターを構えようとした時、マッシモが前に出る。

マッシモ「ジェットギロチンを喰らいやがれ!!」

大型のビームサイズを手に持ち、バーニアの勢いを加算した横薙ぎを繰り出した。
横薙ぎを喰らわせ、プレオンの数体を両断する。
アクセルがビームサイズ・ジェットギロチンを見て、目を見開いた。

アクセル「あ、マッシモ。それ新装備!!?」

マッシモ「ああ、アリア博士の造った武器、ジェットギロチンだ!!」

アクセル「なら、僕は…プレオンキラー乱れ撃ち!!」

バレットから特効弾を連射し、プレオン達に有効打を与えていく。

マリノ「次は私だよ!!ファイアステラ!!」

シナモン「バイタルスクラッチ!!」

ゼロ「零式波動斬!!」

ルナ「ホーミングショット…コネクションレーザー!!」

アクセルに続いて、マリノ、シナモン、ゼロ、ルナが続けて攻撃するとプレオン達が瞬く間に全滅した。

ルイン「あ…全部倒しちゃった…」

セイバーを構えたままのルインが呆然となりながら呟いた。

アクセル「悪いね、2人共。僕達暴れたくてウズウズしているからさ」

エックス「…
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