序章 王都離脱編
濡衣
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けるな。
俺が殺したんじゃない。罰せられるのはそこの黒ローブのはずだ!
「ひ、『火の玉よ』!【火玉《ファイヤーボール》】!!」
「「ぁぁぁぁ!!!」」
兵士2人の突然目の前に現れた火の玉がそれぞれの腕に辺り腕が片方吹き飛び、2人は断絶間を上げ、燃えながら地面に倒れる。
火系最下等魔法《|火玉》
魔法書に乗っていた火系魔法使いなら最初に覚える極めて初歩の魔法だ。使用魔力は10と極めて少なく普通なら威力は少ない。『普通』なら。
この《|火玉》は他の魔法と同じで知力が高ければ高いほど威力は高くなる。
火系魔法使いの平均知力値は200程度(|昔書かれたであろう本に書いてあった)。単純計算で俺にはその5,000倍の威力を出せる。最も実際にはもっと少ないだろうが十分だ。
「な、な、な」
その光景を見て驚きを隠せないマールド。綾上達に至っては何人かその光景に思わず吐きそうになっていた。
「勝手に俺を犯人に仕立て上げて処刑?ふざけんな!勇者なんかやってられるか!俺は自由に生きる!『土の玉よ』【土玉《|アースボール》】!」
《火玉》の土版、《土玉》を作り出しまっすぐ壁に穴を開けると俺はその穴から外に飛び出した。
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