第5章
冥界合宿のヘルキャット
第99話 修行、始まります!
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。リアスの母ヴェネラナ・グレモリーです。貴方が兵藤一誠さんでしたね?」
「え、どうして、俺の事を……?」
「娘の婚約パーティーくらい、顔を覗かせますわ。母親ですもの」
あぁ。そりゃ、そうか。それに、あの騒動じゃ、イッセーの事は特に目に入っただろうしな。
「ああ!?そ、その節は大変な事を仕出かしてしまい、大変申し訳なく…」
「フフフ。お気になさらないで。夫にも良い薬になったわ。娘の気持ちも考えずに婚約だなんて」
そう言いながら部長の事を微笑みながら横目で見る部長のお母さん。
母親の視線に部長は顔を真っ赤にさせていた。
「それでは夕食に致しましょう。さあ、リアス。皆さんをご案内して」
ー○●○ー
「諸君、ここを我が家だと思って、気を楽にしてほしい」
所変わって、俺達はダイニングルームにて食事をしていた。
並べられた料理はどれも豪華な物だった。
で、それぞれの食事風景はと言うと。
部長、副部長、木場はマナー良く食べていた。アーシア、ゼノヴィアは完全にぎこちなかったがそれなりにマナーは良かった。千秋と燕、神楽は完全に悪戦苦闘。鶇は意外とマナーが良かった。俺も興味本位でテーブルマナーをマスターしていたのでそれなりに良い感じだ。
んで、全く進んでないのが三人。一人はイッセー。千秋達の様にテーブルマナーに悪戦苦闘して進んでなかった。次にギャスパー。周りの雰囲気にやられて縮こまると言うテーブルマナー以前の問題だった。
最後に塔城。こいつに関しては、何か悩んでいて、食事が喉を通らないって感じだ。何を悩んでいるかは、なんとなく察せた。俺自身が似た様な悩みを持ってるからだろうな。
「ところで、兵藤一誠君」
「あ、はい」
「ご両親はお変わりないかね?」
「あ、お陰様で、二人とも元気です。家をリフォームしていただいて、とても喜んでいます」
「いやぁ、私はもっと大きな城を用意しようと思っていたのだが」
城って……向かいに城なんて建たれたら、慣れるまで、家から出る度に萎縮するハメになるぞ……。
「お父様!こちらの文化を押し付けては!」
「だからせめて、若いメイドを五十人は付けようとしたら、「そんなに若い女性がいたら、イッセーの私生活に支障が出ます!」と、娘に諌められてしまってな。ハッハハハ」
まあ、イッセー専属メイドなら、千秋達に頼めばやってくれるんじゃねえか?特に積極的な鶇とか、神楽とかな。
「時に兵藤一誠君」
「あ、はい」
「今日から私の事をお父さんと呼んでくれて構わない」
「は?」
「あなた、性急ですわ。まずは準備と言う物があるでしょう」
あぁ、部長のご両親の中では既にそう言う事になってるのか…。
その後、勝手に話を進めている事で、部長とご
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