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伝説のトレーナーと才色兼備のジムリーダーが行く全国周遊譚
第八話(下) 赤き心は挫けない
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か」
二人はジムの横手に回ってポケモンたちにこの技を覚えさせた。
そして、いよいよジムに入る。
―午前10時 ポケモンジム―
「ようやく来たか……レッドにエリカ女史!」
ヤナギは床几に座りながら杖を中央につき、風格のある体でそう言った。
いつにもまして圧倒されそうな気迫を持つ老人である。
「どれ、バッジのケースを見せてもらおうか」
レッドとエリカは静かにケースを渡した。
「うむ、きちと6つ揃っとるな! では始めるかの。言っておくが、如何な経路をたどっていようと容赦はせぬぞ。そちらも全力で来るがいい」
ケースを一瞥すると、ケースを返すと共に、ヤナギは重い腰をゆらりと上げる。
その様は、さながら怪物が立ち上がるようである。
二人の目には、必ずや勝つという闘志が燃え盛っていたことは説明するまでも無いであろう。
こうして、一か月来の捲土重来をかけた大勝負が幕を開けるのだ。
―第八話(下) 赤き心は挫けない 終―
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