暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another24 スカーフェイス
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あまりの速さにマッシモだけでなくアクセルも目を見開く。

スカーフェイス「プラズマアレイ!!」

ツインビームランスからプラズマ弾が放たれる。
プラズマ弾は4人に直撃し、吹き飛ばした。

アクセル「ゼロ!!ルナ!!ルイン!!」

シナモン「マリノさん!!」

マッシモ「大丈夫か!!?」

3人が、ゼロ達に駆け寄ると、大量のプレオン達が出現し、エックスとアクセル達を分断した。

エックス「みんな!!」

スカーフェイス「安心しろ、邪魔さえしなければ手を出すなと命じている。」

エックス「何だと?」

スカーフェイス「…無用な犠牲は好まん」

エックス「え?」

今までのリベリオン幹部とはまるで違う発言にエックスは目を見開く。

スカーフェイス「…勝負!!」

エックス「っ、ハイパーモード・ファルコンアーマー!!」

凄まじい速さで向かってくるスカーフェイスにエックスは咄嗟にハイパーモード・ファルコンアーマーを発動し、ビームスピアで受け止める。

スカーフェイス「ほう、我が初撃を受け止めたか…」

エックス「何て機動力だ…だが、負けるわけには!!スピアチャージショット!!」

強化アーマーのチャージショットの中でも最速を誇るスピアチャージショットだが。

スカーフェイス「中々の速度だが、その程度では私を捉えることは出来ん!!」

スピアチャージショットを容易くかわし、ツインビームランスに刺突を繰り出してくる。
エックスはスピアとブレードで必死にスカーフェイスの速く重い攻撃を捌いていく。

エックス「(ファルコンアーマーの瞬間速度を優に超えている…なら、あのアーマーで行くしかないか…)」

総合的な機動力はファルコンアーマーには劣るが、瞬間的な速度は全強化アーマー最強のアレを。
セカンドアーマーのエネルギートレイサーでも、サードアーマーのクロスチャージショットでも、グライドアーマーのホーミングチャージショットでも捉えられない。
ギガクラッシュやスピアショットウェーブを繰り出したところで射程外に逃げられてしまう。
ファルコンアーマーのブースターを吹かし、空中に逃げると、ファルコンアーマーが変化する。

エックス「ブレードアーマー!!」

ナイトメアウィルス事件で入手した近接特化型の強化アーマーだ。
バスターからXブレードを上回る高出力ビームブレードを発現させた。

スカーフェイス「ブレードアーマー…見たところ接近戦に特化した強化アーマーのようだな…面白い!!」

凄まじい速度で突っ込んでくるスカーフェイス。

エックス「マッハダッシュ!!」

対するエックスもブレードアーマーの特徴の1つであるマッハダッシュでスカーフェイスの機動力に対抗する。

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