学園祭のライオンハート
眠りの病
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い眷属なのだから、それに一誠が今後バアル家について何か圧力をかけてくれるそうよ」
「七十二柱に連なる家で珍しくないが、次期当主を巡る権力争いに関連する事なのか?現代の大王家で起きた事を今更であるが、どう圧力をかけるのだ?」
「シトリー家とグレモリー家には世話となっているサイラオーグだが、圧力に関しては気にするな。今のバアル家は少しずつであるが、変わりつつあるからな」
圧力に関して質問してきたが、何も心配はいらないと言っといたがバアル家現当主に文句を言うつもりだ。今後ミスラさんが目覚めた時には、サイラオーグ周辺での差別を止めなければどうなるか?蒼い翼は政治や経済にも一言出せば、悪魔社会にも告げ口可能なのでな。
サイラオーグは肉体しかなくとも、負けた時に失うモノは最小限にするつもりだ。積み上げてきた物が崩れないように補強するし、勝ち続ける事こそが唯一の道だと言うのを無くす事もな。
「サイラオーグにはサイラオーグの人生があるが、バアル家に関しては告げ口として言っとく。それと次のゲームは手加減無用だ、前回は手加減だが今回は本気を見たい」
「いいだろう。本気の俺が必ず勝たせてもらうぞ、この拳でな。負けた事がない黒神眷属に敗北という字を刻ませてやる!」
「俺ら黒神眷属は負けを知らない強者達なのでな。今度こそ俺らの力を受け止めるように鍛えておけよ?」
「ハハハ、いいだろう。お前の本気を見させてもらう。今度のゲームは母も見てくれるからな」
そう言ってサイラオーグは、ミスラさんがいる病室に戻った。執事から感謝を貰った後に、リムジンで帰路についた。人間界に戻った俺は人間界本家に帰り、華佗は華佗のクリニックへ帰った。戻った後、自室のベッドの上で寝てしまった。相当魔力を使ったからな、こんなに疲れるのは久しぶりだなと思った俺であった。
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