041話
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《キメラ》は転移させれた。そして歓声で湧きあがっていた城は静寂に包まれていた、全ての視線はその声の出所である柱の上に向けられていた。そこにはギンタ達に姿を現した赤いないとピアスをつけた男とイアンが立っていた。
「約束だ。キメラは好きにするがいいイアン」
「誰だか知らんが感謝するよ」
「この男をキメラのもとへ。アンダータ」
イアンを転移させるとその男は競技台への上へと降り立った。耳につけられたピアスはチェスの物である事を証明し周囲に戦慄を覚えさせた。
「最終決戦第四戦は俺が相手をする。俺の相手は―――お前だスノウ姫」
男が指をさしたのはスノウであった、唯一対戦相手が決定しなかった彼女からしたら相手が決まるのは望む所だった。ギンタはファントム、ナナシはペタ、アランはハロウィンという相手がいる。なら自分が出るしかない。
「いいわ受け立つ!!」
自信満々にそれを受けるスノウに口角を上げる男。
「俺の名はシグルド、クイーン付きのナイトだ。明日、楽しみにさせてもらうぞ」
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