暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another23 消える神の輝石
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ル弾頭調整室までの最短ルートを導き出し、エックス達が通路を駆け抜けようとした瞬間である。

エックス「ん…?」

ゼロ「どうした?エックス」

エックス「今、フィールドレーダーが微弱なエネルギーを感知した…。近くにある…」

ゼロ「そんな物放っておけ。今はミサイル発射の阻止を優先すべきだ」

シナモン「で、でも…もしかしたら怪我をされてるかも…」

アクセル「でも、そっちに向かっている間にも、ミサイルが発射されるかもしれないし…仕方ない、シナモン。僕も行くよ、エックス達はミサイルをお願い」

マリノ「ああ、待ちな。私も行くよ」

マッシモ「マリノさんも行くのなら俺も行こう。これで4人。そっちも4人で丁度いいだろう?」

エックス「分かった。そっちも気をつけてくれ!!」

ミサイル弾頭調整室に向かって走り出すエックス達、微弱なエネルギー反応に向かって走り出すアクセル達。









































アクセル「ここは…メンテナンスルーム?」

扉を開くと、メンテナンスベッド等の医療設備があることからメンテナンスルームだと判断したアクセル。

マッシモ「ここか?微弱なエネルギー反応があったのは……」

シナモン「あ、あれは!!?」

マリノ「フェラム!!?」

メンテナンスベッドの横に倒れているフェラム。
ボディに風穴が空き、火花が出ている。

アクセル「おかしいな。僕から受けたダメージにしてはダメージが大きすぎる」

シナモン「大変です、手当てしないと!!」

アクセル「え?ちょ、本気?こいつ敵なんだけど…」

シナモン「怪我人に敵も味方もありません!!」

アクセル「う、わ、分かったよ。」

シナモンの迫力に圧倒され、アクセルはフェラムの治療を認める。
エンジェリックエイドにより、フェラムの傷が癒されていく。

フェラム「う…っ」

アクセル「目は覚めた?」

フェラム「っ!?あんたは…痛っ…」

身構えようとして激痛に顔を歪めるフェラムを見て、シナモンが制した。

シナモン「動かないで下さい。まだ完全に傷が塞がった訳じゃないんですから」

フェラム「あ、あんた…どうして私を…私はあんた達の敵……」

マリノ「怪我人に敵も味方もないんだってさ。生憎私達はシナモンに弱くてね」

マッシモ「シナモンは自分で言い出したことは決して曲げないからな。あんたも大人しくした方がいいぞ」

アクセル「それにそんな怪我じゃ、満足に身体を動かせるようになるまで時間がかかるでしょ。それにしてもあんた、何があったのさ?腹に穴空
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