6話 キャルフォルニアの嵐(キャルフォルニア奪還) 10.27
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う回答になりました。テストを兼ねた実戦で地上のザク中隊を4機の当方の新型機が無傷で壊滅させたという戦績を残しています」
「ほう」とシロッコが感心して答えた。
「中々この短期間で見事なお手並みだ。優秀な操縦者がいるのだな」
「そうですね。その戦いで戦果を挙げたのはバニング小隊だそうです」
マチルダは手元の資料をめくって説明をした。そしてマチルダは現状についての説明をブライトに求めた。
「ジャブローは貴方がたを高く評価しております。付きましては艦艇の戦力を把握しておきたい。操縦者から船員まで説明をお願い致します」
「承知いたしました。話は軍事に関わることなのでグレイファントム内に致しましょう」
そうブライトは伝え、マチルダをグレイファントムを案内した。
* グレイファントム艦内 応接間 10.27 15:10
来客用の応接間であって、両側に長いソファが2基置かれて中央にその長さにあったテーブルが置かれていた。そこにブライトとマチルダが対面で着席した。
「まず艦橋から、操舵手にミライ・ヤシマ伍長。レーダー管制に・・・」
ブライトが淡々と紹介をし、マチルダはその資料に目を通していた。
「・・・MS操縦者にガンダム、アムロ・レイ曹長。ジム改にパプテマス・シロッコ中尉、リュウ・ホセイ少尉。ガンキャノン改(ガンキャノンの改良点を改良した機体)にハヤト・コバヤシ軍曹、カイ・シデン軍曹。ジムスナイパーカスタムにセイラ・マス軍曹、ジョブ・ジョン軍曹・・・以上になります」
艦橋から衛生班、メカニックと隅から隅まで説明をし終えると、マチルダがブライトへ任命状にサインを求めた。ブライトは一通り読みサインをした。
「ではこれで貴方はこの艦の艦長になりました。艦内権限のすべての頂点は貴方になります。私はオブザーバー参加でご一緒致します」
「分かりました。よろしくお願い致します」
「くれぐれもお間違えの無い指揮をお願い申し上げます。今回の作戦の重点はノア艦長の拠点制圧にかかっております。拠点を失ったジオンは指揮命令系統をきたし、退却余儀なくなるでしょう」
「はい。身命に誓ってこの任務遂行致します」
「フフフッ。嬉しいですわ。キチンと貴方からの決意を本心で聞けた気がします。初対面の時はなんか複雑そうな顔をしていていささか心配になりました」
ブライトは悩んでいたことが顔に出ていたんだなと改めて赤面した。
「ははっ、お恥ずかしい限りです。まだ未熟だと感じております」
「ですが、なんか徐々に吹っ切れたみたいなので元々通り越し苦労だったのでしょう」
「そうですね。ルナツーの陥落から塞ぎ込んでおりました。幸い小官の周りには気遣ってもらえる、心配して
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