暁 〜小説投稿サイト〜
SAO〜脇役(?)の異世界日誌〜
第十五話 vs青眼の悪魔
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 俺はコートのポケットからとあるアイテムを取り出した。
 
 取り出したのは"神速の護符"というアイテム。
 このアイテムはなんと使うと一分間自分のAGIを二倍にするというチート気味なアイテムだ。

 俺のAGIは元々メリーより上だし、このAGI強化効果は"暗黒剣"の上昇値と同じなので
 実質的に今だけは俺がこの中で最速だ。

 「ほらほらこっちこっち」

 俺は一直線に移動してグリームアイズから離れる。
 この強化効果のデメリットその1、速すぎて一直線にしか進めない。
 まぁつまりは曲がれない。
 あとデメリットその2は制限時間が一分と言うところ。
 そしてその3は、一ヶ月に一回しか使えないこと。

 「鈍い鈍い!」

 グリームアイズが結構な速さで剣を振るうが今の俺より速い奴はいない。
 超ギリギリで剣をかわし------

 「メリースイッチ!」

 「ハッ!」

 メリーが俺とスイッチし、得意の居合いソードスキルを放った。

 やはりHPは四割ほどしか減らない。だけど今はこれで十分だ。

 「皆!良いぞ!下がれ!」

 もう十秒が経ったらしくキリトの準備が完了した。

 キリトの両手には黒と白、対になった片手剣、
 かたや"魔剣"エリュシデータ。
 かたや"闇を祓うもの"ダークリパルサー。

 キリトがグリームアイズの眼前に迫った時、ダークリパルサーが背の鞘から抜き放たれ
 白く光る。

 そしてその両手の剣が凄まじい速度で振るわれた。

 キリトはユニークスキル"二刀流"上位十六連撃、"スターバーストストリーム"。

 そしてグリームアイズの背後からメリーが"暗黒剣"上位十連撃"鎌"を放つ。

 黒と黒と白の光が薄暗いBOSS部屋に散る。

 グリームアイズのHPはガクガクと削られていくが、黙って削られる訳もなく、
 二人に向かって軍連中に使った範囲連撃ソードスキルでメリーとキリトを攻撃していた。

 だが連撃は止まらない。キリトもメリーも減り続ける自身のHPを無視して連撃を続ける。

 9...10。メリーの連撃はそこで終了。だがキリトの連撃は止まらない。

 11.....12....13..14....15....

 「!?」

 あと一撃!というところだった。キリトが16発目を繰り出そうとしたその瞬間。

 キリトのすぐ真横にあの巨剣が迫っていた。

 キリトのHPはもう数ドットしか無い。すぐ近くでアスナが息を飲むのが聞こえる-----------

 キリトが?????????死ぬ???????????

 俺がそう感じたその瞬間!!

 「????????????????????????????
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