第十五話 vs青眼の悪魔
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オイ。」
扉の向こうに広がっていたのはまさに地獄絵図。
20人いたメンバーは17人に減り残っている奴らもHPが20%以下、
レッドゾーンだ。もう一撃でも食らえば生きてはいられないだろう。
「脱出しろ!今すぐこの部屋から出るんだ!!」
「バカを言うな!!わが軍に撤退の二文字は無い!!」
キリトが叫ぶがコーバッツのバカ野郎は聞こうとしない。
くそッこの軍の奴らは何で逃げようとしない!?
コーバッツの命令なんかどうでも良いだろうが!!
「おい!早く転移結晶で脱出しろ!」
「ダメだ!転移結晶が使えない!!」
「はぁ!?」
オイオイ、まさかこの部屋、結晶無効化の部屋かよ!?
これじゃあ逃げるのにも一苦労だぜ!?
「くそッ????」
どうすればいいんだ?????????。
「全員?????突撃?????。」
俺が考えてる内にコーバッツは全員に突撃命令を出した。
オイオイこいつマジで馬鹿か!?全員一撃で死ぬHPだってのに
突撃なんかしたら範囲技で殺られるだけだろうが!?
突撃していく満身創痍の軍を見たグリームアイズは"待ってました"とばかりに範囲ソードスキルを
放ち、群がる軍を吹き飛ばした。
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その後、コーバッツがグリームアイズに殺され、それを見かねたアスナが
グリームアイズに突進して行ってしまい、俺達は止めることも見捨てることも
出来ないので、必然的にグリームアイズと戦闘することとなった。
そして今に至る。
「くそッ堅すぎだろコイツ!?」
何か前にも同じこと言ってた気がする。だが前より確実に堅い。
これも言ってた気がする。
それはさておき本当に堅い。アスナの八連撃で三割も削れなかったんだ、
STRで劣る俺が大したダメージを与えられないのは当然?????だがそれを配慮しても
堅い。
今のところマトモにダメージを与えているのは"暗黒剣"を持つメリーだけ。
だがそれでも決定打が与えられていない。このままじゃじり貧だ。
、と考えていると、
「ジョー、アスナ、メリーさん!10秒だけ稼いでくれ!!」
「???????????!!OK!」
「何か分からないけどOK!」
「助かる!!」
キリトはそう言うとものすごい速さでシステムウインドウを操作し始めた。
さーて時間稼ぎ?????ね。
「これつかっちまうか。」
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