第1巻……動き出す緋色の運命
1.2弾 新生活と初陣と……リサ編
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ろい」でしたっけ?ご主人様、リサに言葉を教えてくれるのはいいのですが……物騒な言葉を本当によく教えてくださりますね。
ご主人様ご本人がこの場にいらっしゃらないため愚痴の言いようがないのですが。
ガバメントの弾倉交換しながら、リサは階段を降りて辺りを警戒。BARのスリングを締めてガバメントを構えます。
背後、左右、正面の順で警戒しつつ、室内にある遮蔽物に隠れながら索敵を繰り返します。
倒した相手のタグは頂けないルールだったのでリサの持つタグはあの狙撃手物しか持ってません。
袖をめくって手首のご主人様からもらった白金のバングルモデルな腕時計(ブルガリでしか?)の文字盤を確認すると……残り時間は20分ですかね……。
狙撃手に手こずって時間を掛け過ぎましたかね……リサもメイドとしてまだまだ未熟だということなのでしょうか……お師匠様のような「M E I D O」への道はまだまだ険しそうです。
時間が勿体無い……ので、索敵を継続します……む!
抜いていたガバメントを構えなおしアイアンサイトの先に男子生徒2名を確認しました!
「へぇー……メイド服見たいな防弾制服か……君、転校生かなんか?」
「めっちゃ美人だな!」
じろじろとこっちを見てくる男子生徒2名に私はガバメントを挨拶よろしく発砲します!
ダァンッ!
……あ……ゴムスタン弾じゃなくて実弾間違えて込めちゃいました。
「うぉ!?」
「ぬわッ!?」
……反射的に銃弾を避ける男子生徒2名……
「す、すいません!」
すぐにスライドオープンにして薬室から実包を弾き出して、弾倉交換。
「……流石に焦ったよ!?」
「そうだった……これ実戦形式の試験だったよね!ナンパしてる暇じゃないってな!」
相手のお二方は、慌てながら胸元から拳銃を抜いてます。
その隙にリサはスリングを緩めてBARを構えます。ガバメントはホルスターに収納しました。
「BARだと!?」
「モダン・アンティーク自動小銃!?」
よくわからないことを仰られていますが、構わず引き金を絞り10連射して走りながら弾幕を張り、右の男性と距離を詰めます。
「アバババアァァ!?」
「兄貴ーッ!?グフォボァラ!?」
隣の男性が気を取られている隙にBARを横薙ぎに振り回して横腹を勢いよく銃身でぶん殴ります!
吹っ飛ばされた男子生徒と銃撃をモロに受けた男子を縛って二つのタグを頂こうと手を伸ばすと……複数の殺気!?
慌ててバックステップでその場がら飛びのいて距離を取り、そのままBARで射撃しつつ全弾撃ち尽くしながら後退。
さっきまでリサのいた場
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