それぞれの聖戦……序章です。
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も……。」
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○side一夏
緊急事態の警報が鳴り出して避難を開始した俺たちの前に無人機が現れた。その数は50近く。文字通り包囲されていた……四面楚歌ってやつだな。
この前の黒い奴はいないが……いや、こいつらバージョン上がってるのか?
緑色のやつ若干姿変わってるし、赤いやつとかもいるし……種類増えてるよなこれ?
「一夏、これは何だ……?」
「俺に聞くなよ……。理由まではわからんが俺たちを狙ってるんじゃないか、こいつらは?」
これは面倒だな……でも、俺のすることは決まってる。
「箒、戦えるか?」
「それを誰に聞いているのかわかっているのか、一夏?」
……そうだった。箒はこう言うやつだったな。
「わりぃ。ま、背中は頼むぞ。」
「フッ……任せろ!」
俺と箒は瞬時にISアーマーと武装を展開して襲いかかってくる無人機を切り伏せた。
「「さぁ、次はどいつだっ!!」」
箒の初陣がこれだとは思いもしなかったが……行けるところまで行ってやろうじゃねぇか!
●
○side天地
クソッ……この数は冗談だよな……
「冗談だと言ってくれ……」
「いきなり何さ天地ッ!?」
「おっと……冗談だ。それより、シャル―――この状況はどうする?」
俺は周りを見渡しながら状況を判断する。
状況は最悪と言っていいだろう。どこから湧いたのか60機程の無人機に包囲されている。
ドダイに乗っているザクみたいなやつと武者っぽいのはマラサイだっけか?
……まぁ叩き潰せばいいだけかもしれないが
「……なに、僕の顔になにかついてる?」
シャルの顔をガン見してる場合じゃないか……俺は真剣な顔で彼女を見る。
「シャル。ちゃんと付いてこいよっ!」
「は、はいっ!?いつまでも一緒にいます!」
……なにか間違えて捉えられたかもしれんが―――今は流そう。
「俺は奴らの近接武装を装備したやつを叩く。シャルは遠距離型を叩きながら俺の援護を頼む。」
「うん。わかった、任せて!」
よし、今の俺にはあいつがあるっ!
「来い!Oライザーッ!」
[リョウカイ、リョウカイッ!]
その声と共に無人機に向けて何処からかミサイルが飛来して爆発。閃光と爆音で無人機を吹き飛ばす。
「周りの無人機を10機撃破したあとドッキングだ!」
[リョウカイ、リョウカイ!]
そう言い残して空を駆けていく[山]型の飛行機。
「あの声はどこから発されてるの?」
「あそこのオレンジ色のガラス、中にハロって人工頭脳が入ってるんだ。―――ってこんなこと話してる場合じゃねぇッ!」
「……そうだったね!」
さ
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