いつの間にか2年ほど経過していた件
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ちも仲間ですからね!ハブにしないでくださいよ!」
「落ち着けよドラこう。
悪いな。こいつはドラこう。一応ドラキーだ」
俺はあわてふためくドラこうを抑え、クリオ君達に紹介してやった。
「ドラキー…攻撃補助役として役に立つ魔物である。
毒を直す『キアリー』も覚えるである」
キアリーどころじゃないんだけどな。
「さ、そろそろ行こうか。
時間は有限って言うからな」
「あ、はい!」
そして俺とクリオ君は扉の前にたつ。
後ろでは俺を…と言うよりもクリオ君を見送りに来た人で賑わっていた。
おかしいなぁ…俺が出るときは誰も居なかったのに…。
「じゃあ行こうか」
「さっさと行けやコラ!」
ゲシッと、クリオ君を蹴り落とす赤毛の小動物。
舌をだし、相手を挑発するような人相をしたわたぼうに似た魔物、ワルぼうである。
「俺も蹴ったら切り頃すかんな」
「…見りゃわかる。オメェは強ぇ。さっさと行きやがれ」
「おう」
こうして俺はクリオ君の後を追って、旅の扉に飛び込んだ。
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