誕生
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」
「む、そうだな…すまん。」
シュレは少し怒り、エルザは反省していた。
「ならいい。」
「くそー、エルザもミラも、いつかまとめてぶっ倒してやる!」
ナツはそんな強がりを言っていた。すると
「まったくも〜、強がりばかり言ってたら、女の子に嫌われちゃうよ!」
「うっせーんだよリサーナ!」
ミラの妹、リサーナがやって来た。リサーナは姉のミラとは違い、女の子という感じがする。
「ねぇナツ、そのタマゴあたしも一緒に育てていい?」
「あっ!?手伝ってくれるのか!」
「うん!なんか面白そうだし、卵育てるの!」
リサーナの提案をナツは喜んで受け入れた。
「じゃあ、シュレはアタシと育てようよ!」
「そうだな…よろしく。」
「うん!」
シュレはリーフと卵を育てる事となった。
「育てるのって違くね?」
マカオがこんな話しをしていたのは余談だ。
「どうすれば孵るんだろ?」
「温めればいいって本で読んだことあるよ?」
「温める!俺の得意分野じゃねーか!火竜の咆哮!ウガァ〜〜〜!」
ナツは卵を咆哮で温め(熱し)た。
「きゃ〜〜〜〜〜!?」
「アホかお前は!」
グレイの手で卵は救出された。
「もう、だめだよ!そんなに強くしたら焦げちゃうでしょ!」
「そ、そうか?」
「いや、その前に焼き卵になるのでは…」
リサーナの言葉にシュレが冷静にツッコンだ。
「ここは私の魔法で!動物摂取!」
リサーナは自分の魔法、アニマルソウルで鳥に変身し、卵を温めた。
これにはナツも喜び、帰って行った。
一方、シュレとリーフでは
「どうやって育てる?リーフ。」
「そうね…毛布でくるんで暖炉の近くに置いておいたら?」
「そうだな…。」
こちらは常識人であった。
そして数日後、シュレとリーフは卵から音がすると言ってギルドへ持ってきていた。
「はあ?ドラゴンの卵ぉ?んなもん居る訳ねーだろ」
「ナツとシュレ、ドラゴンに育てられたっつてたろ?」
「な訳ねーだろ」
「フカシだよフカシ。秘密基地みてぇの作って、卵で遊んでんだよ?」
「良いね、ガキはよぅ」
「お熱いこって」
「…つまんねーの」
マカオとワカバとラクサスは話をして、ラクサスは興味なさそうに去った。
その瞬間、
ドカーン!
ミラがテーブルを叩き折った。
「何すんだミラジェーン!」
「相っ変わらず危ねぇ奴だな!」
「最近家に帰ってないと思ったら…ナツと一緒にいるだと!エルザ派の奴なんかと仲良くしやがってーーーっ!!」
ミラはリサーナのことで怒っているようだ。
「知らねーよそ
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