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101番目の百物語 畏集いし百鬼夜行
第十七話
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方が変わるのは違和感半端ないよなぁ……・」
「そーゆーことよ!」

 と、そこでようやく姫子は体を起こして……

「って、何だその寝間着?薄くねえか?」
「ああ、これ?ネグリジェってやつ。どうどう?薄くね?マジヤバいくらい薄くね?」
「ああ、これは確かにマジヤバいくらい薄いあばぎゃっ!?」

 漫画やラノベの中でたびたび寝間着として出てくるネグリジェ。当然ながら実物を見るのなんて初めてだからマジでこれくらい透けるものなのかと思ってみていたら、誰かに襟元を引っ張られてその勢いで足を狩られた。思いっきり腰を打って痛い。

「いつつ……何するんだよ、二人と」
「いいからアンタは部屋から出る!」
「いますぐに姫子さんを着替えさせますから!」
「「返事は!?」」
「はいかしこまりました失礼します!!!」

 その剣幕に、俺は脱兎のごとく部屋を出た。

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