暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another22 FM集積プラント
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ルイン「な、ななな何でこんなに…寒いの…」

シナモン「フォースメタルは精製時に凄い高熱を放ちますから、それを冷やすために、メルダ鉱石プラントは極低温になっているって博士が言ってました。」

アクセル「そういうのは事前に言って欲しいよね…アリア博士にフォースメタルを強化して貰っておいて良かったね。体感温度調節機を最大まで上げても全然エネルギーが減らないし。超フォースメタルのエネルギーって凄いよ…」

マッシモ「これならハイパーモードの持続時間も滅茶苦茶上がってるんだろうな。」

マリノ「いいねえ、思う存分暴れられるってもんさ」

ゼロ「さて」

折り畳まれているメモを開き、内容を読む。

マッシモ「今時、紙のメモなんて珍しいな」

全員がメモの内容を見る。
それは強化の際に解放されたハイパーモードのことに関してのことだ。
ハイパーモードのエックスフォームとプロトフォームのことだ。
エックスフォームはバスターショットとの相性を重視した形態らしい。
バスターショットの連射性能とチャージショットの威力が上がる形態で、一方のプロトフォームはパワーフォーム同様、攻撃に重点を置いた形態。
パワーフォームと違う点は純粋な攻撃力が通常時の2倍であるという点は変わらないのだが、防御力を犠牲にし、犠牲にした防御力を攻撃力に変換するために攻撃力はパワーフォームを遥かに上回るらしい。
その代わり防御力は通常時を遥かに下回るために、プロトフォームを使用する時は必ずシナモンと組むか、エナジーフォームかディフェンスフォームに切り換えるようにと書かれていた。

ルイン「エックスフォームはともかく、プロトフォームは使い辛そうだね」

ルナ「前のゼロが使っていた強化形態の強化版みたいなもんか。超火力紙装甲型の」

ゼロ「らしいな」

メモを折り畳み直す。

エックス「施設の中に入ってみよう」

扉が開き、エックスがハイパーモードの中で最も探索能力の高いサードアーマーを発動した。

ルイン「エックス、大丈夫?」

エックス「ああ、どうやら戦闘をしない限り、エネルギーはあまり減らないようだ。探索だけならこのままで行ける」

アクセル「よし、調査開始だよ!!」

施設内を突き進むエックス達。











































一方、エックス達との戦いで逃げ延び、メルダ鉱石プラントに来ていたボロックは、スカーフェイスからフェラムがメルダ鉱石プラントにあるメンテナンスルームにいる事情を聞いて、吹き出しそうになるのを堪えるので必死だった。

ボロック「では何です?フェラムは先
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