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異世界に呼ばれたら、魔法が使えるようになりました。
山から洞窟へ
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な競い合いとは言えないのではと思っていたが、

「く、“魔法結晶石”の高度な核は私が手に入れるんだから! そしてその本は絶対に手に入れてやるぅうう」

 そう叫んでエイダは一人洞窟の中へ。
 彼女の周辺に灯りは見えない。
 この洞窟は中がうすぼんやりと光っている。

「どうしてここはこんなに明るいのかな?」
「山にある魔力を光として放出しているのです」
 
 レイアがそう答える。
 流石は異世界、不思議な物がある物だと僕は思ってそこで、

「早く行こうよ!」

 リリアの言葉に僕は頷いたのだった。


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