第三十六話 佐藤大尉!ちはやぶる!!その三
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「赤くてちゃんと音出てバッグの中にちゃんとあるから」
「嫌な死に方だな」
「演じていた平川大輔さんの演技力が凄いだけに余計にあれな作品だったな」
「最後まで観て怖かったぜ」
「トラウマになる作品だったな」
「そうなりたいの?」
ナイスボートな事態にというのだ。
「ハーレムっていっても実態は楽じゃないわよ」
「作者女の子は一人でいいっていうけれどな」
「一人宇宙一の美人さん知ってるからその人だけでいいってな」
「それは正しいのか?」
「男はハーレムじゃないのか」
オットセイやライオン、猿の様にだ。
「それこそ大奥になりたいんだがな」
「奥さん百人は欲しいぜ」
「そしてその百人とな」
「昼も夜もなんてな」
「あんた達結局そこにいくのね、季節に関係なく」
また呆れて言う瞬だった。
「本当にどうしようもないわね」
「だからこれが性春なんだよ」
「俺達はその中にいるんだよ」
「わかったな、じゃあな」
「また写真集とDVD買うぜ」
いつものお約束の一つである。
「今回は乙葉さんにするか」
「もう結婚してグラビア引退したけれどな」
「いや、藤井隆さんが羨ましいぜ」
「あの人どれだけの徳を積んだんだよ」
乙葉さんと結婚出来てというのだ。
「まあ他の人の幸せは妬まない、邪魔しないのが俺達だけれどな」
「芸術鑑賞はするぜ」
「他の人の奥さんでもな」
「観るのはいいだろ」
観るだけならだ、あと触らなければ。
「という訳で今回は乙葉さんだ」
「勝ったらボーナスでゲットだぜ」
「じゃあ今回は何処で何をするか」
「それはもう決まってるのかよ」
「ああ、まだ決まってないわよ」
あっさりとだ、瞬は二人に答えた。
「遂に種目も場所もネタが尽きたから」
「おい作者もうちょっと考えろ」
「ネタ尽きたら作品終わりだろ」
「適当に何か考えろ」
「何処だっていいだろ」
こう書いている作者の法を指差して抗議する。
「そいじょそこいらでもいいだろ」
「作者の家の近所でな」
「適当な競技見つけろ」
「何かあるだろ」
「あんた達がそう言うからどっちも決まったわよ」
場所も競技もだ。
「場所は仁徳天皇陵前、種目は百人一首よ」
「ああ、堺市のか」
「それでちはやぶるか」
「そうよ」
瞬もこの漫画を知っている。
「そうなったから」
「仁徳天皇陵でかよ」
「平安神宮じゃねえのか」
「そこもう戦いの舞台になったでしょ」
「一回舞台になった場所は使わない」
「そういうことか」
「さもないとマンネリになって人気が落ちるから」
作品のそれがだ。
「だからよ」
「そうか、それで無理に仁徳天皇陵になったんだな」
「和歌とあまり関係なさそうな場所に」
「関西限定で戦場決め
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