第三十六話 佐藤大尉!ちはやぶる!!その一
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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第三十六話 佐藤大尉!ちはやぶる!!
「小野小町って実在人物か」
「そうらしいな」
尚智が尚武にこう返す。
「マジでな」
「そうなんだな」
「けれど生没年ははっきりしてないらしいぜ」
「何時死んだかわかってねえのか」
「あとどうやって死んだのかもな」
実はこれもはっきりしていない。
「本当にいた人なのは確かだけれどな」
「それでもか」
「ああ、実在は古今和歌集に名前が載ってるからな」
その歌もだ。
「だから間違いないんだよ」
「そうなんだな」
「ただ、本当にな」
「生没年がはっきりしてなくてか」
「わかってないことも多いんだよ」
「謎の人なんだな」
「千年以上の前の人だしな」
平安時代初期の人である、六歌仙の一人にして紅一点そして絶世の美女であることはよく知られているがだ。
「わかってないことも多いぜ」
「そうか、けれど美人さんだったんだろ」
「当時のな」
「今だとトップアイドルか?」
「そうなっていたんじゃないのか?」
尚智は尚武にこうも言った。
「歌も詠めるから才媛として知られててな」
「才色兼備ってやつだな」
「だから人気出ただろ、今だと」
「そうか、一回会ってみたいな」
その小野小町にと言う尚武だった、そして。
尚武は今度はだ、双子の兄にこんなことを言った。
「今だとグラビアもなってたか」
「アイドルの必須の仕事だよな」
「ああ、水着にならないアイドルなんてな」
グラビアイコール水着という実にわかりやすい考えである。
「アイドルじゃないからな」
「そうだよ、アイドルっていったらな」
「水着になるのが仕事だよ」
「水着にならないアイドルはアイドルに非ず!」
「皆水着になれ!」
アイドルならばというのだ。
「下着になってもいいぜ!」
「露出は同じ位だからな!」
「そして写真集とかDVD出せ!」
「俺達が芸術鑑賞してやるぜ!」
「文学の話からいつもそうなるわね」
瞬が叫ぶ二人に呆れた目で言った。
「全く。あんた達は」
「悪いかよ」
「水着を観ることは俺達の生きがいなんだよ」
二人はその瞬に悪びれずに返す。
「アニメでも水着回必須だろ」
「大抵のアニメであるぜ」
特に萌えアニメではだ。
「俺達は二次元でもいけるぜ」
「勿論本物が一番だけれどな」
「三十代の女の人も水着もいいんだよ」
「熟女なんてのもな」
ここでマニアックな話にもなる。
「海とか行くと子連れの人も水着になるけれどな」
「そうした人を観るのもいいぜ」
「俺達人妻さんには手を出さないけれどな」
「観ることは観るぜ」
その分
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