第3話
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ツナ「白河先輩っ!!」
響歌「あれ?沢田君?」
次の日、ツナは響歌の教室に訪れた
ツナ「あれ?雲雀さんは?」
響歌「いつものサボり」
ツナ「あ〜……」
響歌「恭弥に何か用事だった?」
響歌にそう言われツナは思いっきり首を横に振った
ツナ「いえ!白河先輩に用があるんです」
響歌「私?」
ツナ「はい。あの…昨日の夜のこと、雲雀さんから聞きました」
響歌「昨日の夜………ああ、あれね」
ツナ「その……大丈夫でしたか?」
その言葉に響歌はキョトンとした
響歌「大丈夫って…何が?」
ツナ「そのフードの男に変なことされませんでしたか!?」
勢いよく聞いてきたので響歌は少し大げさに手を振った
響歌「されてないされてない!!!」
ツナ「本当ですか!?」
響歌「本当よ!」
ツナ「そうですか……良かった…」
ツナはそういうとその場に座り込んでしまった
響歌「えっと……大丈夫?沢田君」
ツナ「あ、はい!大丈夫です!」
だが、響歌にたずねられると勢いよく立ち上がった
響歌「そっか」
響歌が微笑んでいると、ツナが深刻そうな顔になった
ツナ「……白河先輩」
響歌「ん?どうかした?」
ツナ「昨日の一件は俺のせいでもあります。本当にすみません」
そういうとツナは頭を下げた
響歌「え!?沢田君!?あ、頭上げてよ!」
響歌がそういうとツナはゆっくりと頭を上げた
ツナ「……俺があの時…!」
響歌「沢田君……」
響歌はしばらく考えてそしてはっきりと言った
響歌「昨日のことはもう忘れて」
ツナ「はい、すみま……はいっ!?」
ツナは響歌がいきなりなにを言い出したのか理解出来ず、思わず大声を出してしまった
響歌「確かに、昨日は危なかったかもね。でも恭弥もいたし、何より相手が危害を加える気が無かったのも事実でしょ?だから、沢田君が気にやむことはないよ」
ツナ「白河先輩……」
響歌「ねっ?」
ツナ「……分かりました。でも!」
響歌「!?」
ツナは突如身を乗り出すかの勢いで近づいてきた
ツナ「これからは、必ず雲雀さんと下校してください!!!」
響歌「えっ?あ、うん…わかった」
ツナ「絶対ですよ!」
響歌「わかったわかった。それより、そろそろ戻らないと、授業始まるよ?」
そう言われツナは時計を見た
すると、あと数分でチャイ
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