暁 〜小説投稿サイト〜
その手で引き金を引け!!
第五章 黒トリガー
第五話 未来視

[8]前話 [2]次話
ない好奇心を無理に向ける意味はない。
と、思うんだが、風間さんはうるさいな〜

「だ〜か〜ら〜見に行く気はないと・・・
私は結末わかりますし」

そう、遊真くんを見に行く気はない!!
だってだって、結末を知っているのになんで見るの?
できれば寝ていたい。
全力でね。
ただ・・・

「風間さんが引き分けるのは見てみたいかな」

「・・・今、なんて」

「え?」

「なるほど、そうなるのか」

・・・風間さんだけ理解した。
他の二人は・・・しばらく理解しないで?
なんか睨まれそうだから。

「あー、すみません行きます。
風間さんが負けても研究になるかな?」

あ、負けにしてしまった。
あはは、変わらないか。どちらも同じ。
ただ・・・寝れないのか。残念。

〜〜〜〜

「お、来てたのか」

「げ、迅さん?
嫌だな〜今から風間さんと遊真を見に行くんですよ」

なんとまあ遊真を見る前にまさか迅。
風間さん、私をちらみして放置!?
恨むわ〜

「なんですか〜」

迅ってモテモテだよな〜
だって、修に遊真に太刀川に三輪という四人を相手に・・・
うらやましい!!

「あ〜思ってること、言わなくていいぜ。わかるから。
いや〜城戸司令が大規模侵攻の会議に出ろって言われてるから、伝えにきた。」

「は?風間さん通せばいいじゃん!?
・・・迅さん、なんのよう」

「疑われてる?」

「はい。セクハラエリートだから」

自業自得ですが。
文句あるならなんか言えよ。

「まあいいや、伝えたからな」

「・・・」

嘘つき。気づかないと思ったのかしら。
何のようか知らないけど、何かさせる気だな。

「まあいいや。」

〜〜〜〜

「迅悠一。あれは厄介ですよね。」

眼鏡を吹きながら呟いた。
風間さんに愚痴りたいが仕方ないから菊地原。

「ねぇ、戦い、見る気ないなら黙りなよ」

まぁ、なんて口を聞くのかしら。
泣くわよ。

「でも未来視は嫌ですね」

ほら、歌川ありがとう。
嬉しいわ。

「歌川は甘いんだ」

「菊地原は苦いんだ」

「まぁ口は悪いがいいやつです」

歌川くんは甘いな。
痛い目みないとわからないんだよ、菊地原は。
・・・いや、痛い目みたか、すでに。

「未来視ても、防げないしね。」

「・・・それ、どういうこと。」

「え、迅に聞けば?」

「・・・」

ん?なんか変なこと言った?
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ