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DQ5〜友と絆と男と女  (リュカ伝その1)
11.子供は父を見て大きくなる。大人は乳を見て大きくなる。男限定だけど。
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10歳年下の少年に、恋心を抱き苦しくなる。
あのリュー君と同じ瞳をした彼は、大人になったリュー君なのだろう。
大人になったリュー君が、私に会いに来てくれた…そう思う事にする。
リュー君の事が大好きだから。

フレアSIDE END



<ラインハットの関所>

父さんの肩に乗り雄大なラインハット川を一望する。
以前、インドでガンジス川を見た時も、その雄大さに心を奪われた。
このラインハット川も俺の心を魅了する。
父さんは少し離れた所で、やはり川を眺める爺さんに話しかけていたが、何やら偏屈な応対だったので、さっさと忘れる事にする。

「さて、もういいだろ。そろそろ行かぬと、夜になってしまう」
正直まだ眺めていたかったが、諦め父さんの後に続く………が、
「…お父さん!?」
俺は父さんの後を追わずに立ち止まる。
「?何だ?まだ川を見ていたいのか?」
「いや…そうじゃなくて…そっち…サンタローズだよ!?」
「…!そ、そうか!いや間違えた!わっはっはっは…」
父さんは、恥ずかしかったのか、暗くなる前に辿り着きたかったのか、早足だった。
この身体だと、付いて行くのがしんどい!



<ラインハットの城下町>

暗くなる前に辿り着いたけど、今から謁見するのは、マズイよね!って事で、宿をとり一泊する事になった。
アクティブな俺は、暗くなるまでの少しの時間、町へ繰り出す事にする。
もっと大人な体なら、美女でもナンパして楽しむんだけど…

アルカパの町も活気があったが、さすがは王都!
ッパないね!
人、人、人…主婦、仕事帰りのおっさん、沢山の人が入り乱れる。
この身体では、人混みに入っていけず、遠巻きに移動する事にする。

数十分程彷徨うと、そこには立派な城がそびえ立っていた。
「これがラインハット城かぁ…」
俺はどうやら、大きい物が好きな様だ。
大きい川、大きい城、大きいオッパイ…
「ぴぎゃー、ぴぎゃー!」
すると堀の脇の木の根元で、赤ん坊をあやす一組の若い夫婦がいた。
お父さんの方は兵士の様で、仕事が終わったばかりなのか、まだ鎧を着たままだ。
お母さんの方は、まだかなり若い。フレアさんと同じくらいだ。
赤ちゃんにお乳を与えていたらしく、オッパイを出しっぱなしだ。
大きいオッパイ…

「困ったわ?もうお腹いっぱいなのに泣きやまない!」
「おしめは?」
「………大丈夫みたい」
気付くと俺は、そんな夫婦の側に近寄っていた。
オッパイの魔力に誘われて…大きいオッパイ…
「何かしら?坊や?」
俺は無意識にオッパイへ手を伸ばしていた。
「え!あ、っと…赤ちゃん可愛いなぁ〜と思って!あは、あは…」
俺は慌てて手の軌道を変え、赤ん坊の頭を撫でる。

「あら、坊やに撫で
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