Another20 白い死神
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エックス達は超フォースメタルのことをリディプス大佐に報告しようとしたのだが…。
エックス「くっ…駄目だ!!」
アリア「う〜ん。リベリオンの通信妨害が酷くなったのかな?全く通じなくなっちゃったよ。」
アル「超フォースメタルとやらのことを大佐に報告したかったのだがな…」
ルイン「アリア博士、何とかならないんですか?」
アリア「流石の私も(今は)神様じゃないからねえ…無理な物は無理」
ルインの問いにアリアは申し訳なさそうに笑いながら言う。
アクセル「リベリオンとの決戦を控えて、リディプス大佐との連絡が断たれたのは厳しいね」
ルナ「ああ、未だにリベリオンの戦力は未知数なとこがあるからな。リディプス大佐の支援無しとなると…ちょいと厳しいかもしれねえ」
エックス「…何とか、奴らの妨害を止めることは出来ないかな?」
ナナ「通信妨害波の発信地点を絞り込みました…でも…」
ナナがモニターに通信妨害波の発信地点である場所を映すとアル長官が目を見開いた。
アル「あれはオノバン・デザート!!」
ルナ「どうしたんだよアル?オノバン・デザートってとこが何か問題でもあんのか?」
ナナ「ルナさん、オノバン・デザートはギガンティスの中でもとても危険な場所なんです」
疑問符を浮かべるルナにナナがそう言うと、ガウディル博士が説明を始める。
ガウディル「うむ、予測の出来ない流砂がいくつもあってな。あれに飲み込まれたらどんなレプリロイドも一巻の終わりじゃ!!リベリオンの奴らめ、とんだ場所に施設を作りおったもんじゃ!!」
アル「いくら何でもあそこに乗り込むのは…」
顔を顰めるアルにマッシモはランサーを握り締めながら叫ぶ。
マッシモ「行こう!!どんなに危険でも、もう俺達はやるしかない!!」
シナモン「はい、きっとスパイダーさんがいたらこう言うと思いますよ?“これ以上リベリオンの好き勝手はさせない”って」
ゼロ「その通りだ。それにこれから決戦に向けて危険じゃない任務なんて1つもない。そうだろう?」
ルイン「大丈夫です。必ず生きて帰りますから」
エックス「よし、行こう。」
アリア「ちょっと待った。流石に砂漠を行くとなると、そのままじゃヤバいよ。このローブを持ってって。」
アリアは全員分のローブを取りに行くとエックス達にそれを渡した。
マッシモ「これは何だい?アリア博士?」
マッシモが渡されたローブを見つめながら首を傾げる。
アリア「バナリア大砂漠の砂嵐から身を守るための物だよ。念のための装備だよ」
砂嵐はただの砂嵐ではなく、視界を奪うだけでなく、レプリロイドを麻痺させる等の機能を含む化学兵器である可能性もあるのだ。
出来るだけ砂嵐から
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