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ウルゼロ魔外伝 GANTZ/ULTRASEVEN AX
田中星人
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揚させていた。
「な…なんの音だ!?」
今のアパートの倒壊を気づかない人はいない。近所の人たちが集まってきた。
「やばい!ズラかるぞ」
加藤の先導で一同は一旦その場から離れた。見つかったらマスコミの餌になってしまう。
近くの公園に着いたところで一同は止まった。
「そろそろ転送されるはずだけど…」
岸本は早く帰りたがっていた。こんな場所ではいつまでもいられない。
「!」
ジンはコントローラーにまだ赤い点が一つ残っているのを見つけた。
「いえ…まだ一つ…」
「まさか!あいつらなら…ってうわああああ!」
玄野は突然空に浮いた。いや、浮いたのではない。あの田中星人のボスに肩を掴まれでしまったのだ。
「玄野君!」
「計ちゃん!」
「玄野さん!」
三人は玄野を捕まえた田中星人を撃ち落とそうと思ったが、玄野に当たる可能性が大きすぎて撃てなかった。
「ってえ!離せよ!」
玄野の肩に田中星人の足の爪が食い込む。
「死んでたまるかよ!」
彼は無我夢中で田中星人のボスの口から出ていたチューブを無理やり引っ張った。
「ギゥアアアア!!!!」
チューブが引きちぎられた田中星人のボスは呼吸ができなくなり、もがき苦しみながら玄野を離してしまった。
「うわああああ!」
解放されたものの、田中星人のボスが空高く飛んでいたせいで玄野は空に投げ出された。
「!」
加藤たちの隙をついてジンはスーツの内側から「アクスアイ」を取りだし、装着して変身した。
「うわああああ!!」
「計ちゃあああん!」
このままだと玄野は地面に激突してしまう。
だが、その玄野を赤い戦士がなんとか抱えて地面にゆっくり下ろした。
「ジン…」
赤い戦士、ウルトラセブンアックスはコクッ…と頷くと、息ができなくなったにも関わらずこちらに再び襲いかかってきた田中星人のボスを思い切り蹴り飛ばした。
「ダアッ!」
「ギェ!?」
田中星人は呼吸ができなくなってる。
(今のうちに!)
セブンアックスは両腕をL字に組んで必殺光線で止めを刺した。
〈フレアショット!〉
「デュア!」
「ギャアアアアア!!!!」
田中星人は爆発四散し、完全に消え去った。
「終わった…のか」
玄野たちはガンツの部屋に転送された。
セブンアックスも変身を解くと、頭から消えていった。
「ずいぶん減ったな…」
部屋に転送された加藤は言った。あの老婆と少年が助けられなかったことも悔しいが、今思えばあの西まで死ぬとは予想外だった。
『それぢわちいてんをはじぬる』
ガンツからチン!と音が鳴ると、まずは岸本の点数が表示された。
巨乳
5てん
かとうちゃ(笑)を見すぎ
トータル5てん
あと95てんでおわり
「!」
気恥ずかしそうに岸本は加藤の目を気にし
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