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ウルゼロ魔外伝 GANTZ/ULTRASEVEN AX
レッドジャイアント
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る」
その時だった。
上空から謎のレーザーが放たれ、彼らを襲った。
「く!」
玄野は岸本と加藤を抱えて辛うじて避けた。
上空を見上げると、見たこともない飛行物体が見えた。
「なんだあれ…?」
「ネギ星人の…宇宙船?」
動揺する玄野と岸本。まさか…アレを落とせと言うのか?
「あれ…?ジン!?」
いつの間にかジンはいなくなっていた。
西はレーザーの雨を掻い潜りながらネギ星人の宇宙船をXガンで落とそうとしたが、効果はなかった。
「ちっ…」
舌打ちする西。
すると、玄野たちにネギ星人の宇宙船から発射されたレーザーが襲いかかってきた。
「きゃあ!?」
目を伏せる岸本。さすがの玄野ももはや「死んだ」と死を覚悟した。


同じ頃、いなくなっていたジンは別の場所でスーツの内側に隠していた赤いメガネ型のアイテムを目に装着し、赤い光に包まれた。


「…?」
玄野と岸本は恐る恐る目を開くと、信じられない光景を目にした。西もこれには驚いていた。面白いものを見つけた喜びを味わいながら。
「赤い…巨人?」
巨大な銀色のブーメランが二人を守るように飛び回り、巨大な赤い影の頭に装着された。
「…マジかよ…」
玄野には信じられなかった。
まっすぐな白い二本のラインと内股と肘に塗られた黒い模様、縦に細長いビームランプ、そして、頭につけられた巨大なブーメラン。

今まで以上に驚かされる光景だった。
勇ましい肉体と、TV番組でしか見かけられないであろう姿をした、赤い巨人がそこに立っていた。

「デュア!」
赤い巨人はネギ星人の宇宙船を睨みながら身構えた。


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