宴の終わり&新たな脅威
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大砂漠 決戦ステージ
停まった撃龍船を降りて、プレイヤー達はジエンに向かって走る。遠くからジエンもズシンと音をたてながら、ゆっくりと近づいてくる
カ「大タル爆弾Gは……ここに仕掛けるか」
途中で俺達は決戦ステージの真ん中辺りに大タル爆弾Gを仕掛ける。2個の大タル爆弾Gを置き終わり、途中まで着いてきたサチにはバリスタで迎撃をしてもらうことにした。ジエンの近くまで来ると地響きがより伝わってきた
ジ「グワォォォ────!!!!」
ジエンの咆哮を引き金に俺達はジエンに攻撃を与えていく。腹、腕にそして撃龍船でバリスタを撃って攻撃をしていくが、ジエンは歩みを止めない。そして時折、俺達が邪魔なのか大きく牙を薙ぎ払う
カ「あぶねっ!」←大剣でガード
レ「よっと」←冷静にハリウッドダイブ
カ「わわっ!」←盾で何とかガード
モ「ぎゃああああ!!!!←吹っ飛ばされてるハンマー使いのバカ
ジエンが牙で周囲を薙ぎ払った後、上から汚いゴミ(モーラン)が落ちてきた
カ「さーて、どんどん攻撃を与えるぞー」
モ「少しは心配しろよ!!」
隣でモーラ……ゴミが嘆くが、一応生命の粉塵を飲んで回復させる。ジエンは中間地点の辺りまで来ると急に動きを止める。そして大きく口を開けて、周辺の砂を吸い込む
レ「ブレスが来るわよ!!」
レイアの警告に俺達はジエンから少し離れる。他のプレイヤー達も危険を感じとったのか、ジエンから離れていく
カ「あっ!サチちゃんはどうするの!?」
……………やべっ。撃龍船の方に目をやるとサチは隙が出来たと思っているのかこれでもかとバリスタを撃っていた
カ「おーい!サチ───!!そこから離れろ──!!」
サチが気づいた時にはもう遅かった。ジエンの放つ大砂粒ブレスが撃龍船に直撃する。待機している撃龍船はほぼ壊れて使い物にならなくなり、仕掛けていた大タル爆弾Gも全部爆発して跡形も無くなった
カ「ちっ……戦局が傾いちまった……」
モ「それより早く船に戻らないとやばいぞ!ジエンがもう近くまで…!」
船からジエンまでの距離はもう目と鼻先で、ジエンは撃龍船の前で止まり、上体を仰け反るとそのままのしかかりをする
ガシャア──────ン!!!!!!
ジ「ガワオォォ────!!??」
大銅鑼の音が途中でジエンを怯ませて、ジエンは後ろに倒れ込む。大銅鑼の音を鳴らした人物はエギルでその近くではキリトとシリカが大砲で追撃をしていた
カ「三人ともフォローナイス!」
エ「気にすんな!早く船に戻れよ!!」
全速力で撃龍船に戻り、たどり着くとバリスタの弾置き場の近くにサチが転がっていた。気絶しているのかピクリとも動か
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