宴の終わり&新たな脅威
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ない。HPもレッドゾーンに入っていたがカナミがポーチから秘薬を取り出し、それをサチに飲ませて体力を全回復させる。その後、サチを運んで撃龍船内部にあるベッドに寝かせておいた
カ「サチ……今はここで休んでな…後は俺達が何とかする」
レ「私達があなたの分まで頑張るわ」
カ「無事に皆で帰ろうね……」
モ「俺……この戦いが終わったらサチちゃんに伝えたい事があるんだ…」
何か一人がフラグ発言をしていたが、気にせず外に出るとジエンがまた至近距離まで近づいていた。周りを見ると血盟騎士団と他のプレイヤー達もよほど苦戦してるようで完全に戦局が傾いた。どうするかと考えていると………俺の視界に入ってきたのはこの船の最大の切り札である撃龍槍に目をつけた
カ「逆転するにはもう撃龍槍しかねぇな…」
俺は撃龍槍のスイッチのとこまで行き、ジエンの様子を伺いながら起動するための金槌を握る
────ここで失敗したら終わりだ。慎重に…慎重に……
ジエンはまた上体を仰け反らせてのしかかりをする
────ここだっ!
カァンと金槌でスイッチを押して、撃龍槍が勢い良くジエンの腹に突き刺さる
ジ「グワオォォォォ─────………」
ドズゥン……とジエンは後ろに倒れ込んだまま、動かなくなりその後は無数のガラスの破片になった
「「「「やったぁ───!!!!」」」」
その瞬間、プレイヤー達の歓喜な声があがる。それはそうだ。あんなにまで戦局が傾いていたのに見事に逆転して勝利が出来たのだから
レ「今回はちょっときつかったけど何とか勝てたわね」
カ「あそこで撃龍槍をかますカリトはかっこよかったよ♪」
モ「まぁ、俺がいたからこそ勝てた──(ボコッ)アヒィ!!」
ともあれ、ジエンモーランは討伐に成功した。この光景のサチにも見せたかったなと思いながら空を見ると
─────シャアアアアア!!
何かが空を横切った。そいつは砂漠の真ん中に降りると俺達の方を見る
───金色の鱗に、所々にナイフのように鋭い鱗、鋭角的な角、物を掴むのに特化した足。見た事のないモンスターだった。全員がゾクリとするが
?「シャアアア───!!」
そいつは俺達に向けて咆哮をした後、そのまま飛び上がり砂漠の向こうへと消えていった
ロックラック・集会所
大砂漠の宴が終わった後、こっちでも宴が行われていた。集会所のテーブルにはタンジアビールを入れたジョッキに油っこそうなモスポークとリュウノテールが皿に盛られている。他にもパッパラパスタ
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