2部分:第二話
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じゃあ何ですか?」
「ただで貰えるものだよ」
「ただで?」
「そうさ、スマイルさ」
彼はにこりと笑ってそう言った。
「スマイルをね。これはただだろう?」
「さて、それはどうでしょうか」
だが彼女はそれには疑問の声を呈した。
「違うのかい?」
「今日び女の子はスマイルもただではあげませんよ」
「おやおや、厳しいんだね」
「ハンサムで格好いい人にしかあげないんですよ。おわかりですか?」
「じゃあ僕はそのハンサムで格好いい人なのかな」
「さて、それはどうでしょう」
ここで答えをはぐらかしてきた。
「他の人から見れば」
「じゃあ君は?」
「笑顔を見せていることでおわかりだと思いますが」
「わかったよ」
それを聞いてまたにこりと笑った。どうやらお互い思っていることは同じのようだ。それを確認できてほっとしていた。彼自身は。
アニーは違っていたのだ。しかしそれにはやはり誰も気付きはしないのだ。水曜日この若いウェイトレスは休みであった。その夜に事件が起こった。
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