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相模英二幻想事件簿
File.1 「山桜想う頃に…」
epilogue
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隣で盗み見ていた亜希が半眼で聞いてきたが、結城が提示してきた報酬の見積り金額を見て、亜希はコロッと態度を変えた。
「あなた、直ぐに行って!」
「なんだよそれは!?」
 そこには七桁の数字があったのだ…。ま、それだけ難題だってことなんだろうがな…。今のとこは小さな依頼しかないし、暫く事務所を空けても差し支えないだろう。
「一週間後に行くから、支度を頼んだよ?」
 亜希にそう言うと、亜希は何だか嬉しそうにお茶を啜ったのだった。

 たが、これがまた災難の始まりになろうとは、私は微塵も考えなかった。
 人間、いつ何が起こるかなんて分からないもんだからな…。



     File.1 end




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