暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico39転移門ケリオンローフェティタ〜Road to Alfheimr〜
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だに発見の報せはありません。最悪アールヴヘイムにすでに渡った可能性が・・・!』

「捜索の手が足りない、か・・・」

そう、出来ることと言えば「私も捜索に参加します!」それくらいだ。私が挙手すると「私も!」なのはや「あたしも!」アリサ、「わたしらもや!」アイリと喋っていたはずのはやて達もいつの間にかこちらに合流して挙手していた。

「ルシル。どうかしら?」

シャルロッテさんが私たちを一度見回した後、ルシルにそう確認した。するとルシルは『動けるのであればお願いしたい』私たちに頭を下げた。私たちはそんな行為をすぐに止めさせたいから「もちろん! 今すぐに!」即答してモニターに背を向ける。

「ブリッジ。私たちも出ます! 転送よろしくです! あぁ、私はルシルの元へ!」

『あ、はい! イリス捜査官はルシリオン捜査官の元へ。なのはさん達は捜索がまだのところへ転送します!』

「そうだ。みんな、首領を見つけたら戦闘を仕掛けないって約束してね。あと、一応はリンドヴルムの戦力は壊滅したけど、私たちの知らない戦力がまだ居る・・・かもしれない。だから単独行動は厳禁ね」

転送の光が発生する中でそう言ったシャルロッテさんに私たちは「はい!」頷いて応えた。そして視界が真っ白に染まって、光が治まればそこは瓦礫と化したレンアオム。シャルロッテさんだけが居ない。ルシルの元へ転送されたんだ。

「さて。どうする。集まって捜索するのは不効率だが・・・」

「それなら2手に別れましょうよ」

というわけで、私となのはとアリサとすずかとアルフ、そしてルミナ。はやてとシグナムとヴィータとシャマルとザフィーラ、そしてベッキー。2つのチームに分けて首領の捜索に入った。
私たちが担当することになったのは転移門“ケリオンローフェティタ”に最も近い遺跡のような場所。円形状の石畳に、縁に沿うように立ち並ぶ円柱状の石柱が数十本。周囲に建造物は無くて、200m先で動きがあれば気付きそうな程にだだっ広い空間だ。

「・・・捜索するも何も捜すような場所ないんじゃない」

「遺跡みたいなところだし、何か仕掛けとかないかな・・・?」

アリサが愚痴を零して、なのはが石畳をコンコンと“レイジングハート”の柄頭で叩いて歩く。私も周囲に並立している石柱を直に触ったり“バルディッシュ”で叩いたりしながら何かしらのギミックが無いかと確認する。

「スノーホワイト。サーチお願い」

≪かしこまりましたわ≫

「さすがに匂いじゃ判んないね〜」

「ぶっ壊せば何か出て来るかな〜?」

すずかは探査魔法を発動、アルフは狼形態になって匂いを嗅いで、ルミナはパンチ1発で石柱を粉砕した。そんな風に首領が隠れられるような場所を探して数分。アルフが「うお? なんだい!?
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