036話
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トン!!!」
召喚されたガーディアンは正しく悪魔の巨人、自分を許す事が出来ず怒りのままに前に進む男の心を具現化したかのようなガーディアン。それに対抗するように出現した悪魔。悪魔対悪魔、だがそのうちに秘めている思いが二体の悪魔の大きな差となっている。
ぺリュントンは腹部にある巨体な口を開きそこへ魔力を集中させていく、ガーゴイルもそれに対抗しリングを離しそこへ魔力を集中させていく。ぺリュントンとガーゴイルは一際大きい咆哮を上げた。ガーゴイルの咆哮はリングによって増幅されていき破壊エネルギーを伴った強力な光線と化し、ぺリュントンの口からも強力な光線が放たれた。
「お前はギドを思う気持ちで強くなった。そんで、俺がジークを助けたいって気持ちは同じぐらい強いんだ!!」
その言葉と同時に一瞬爆発的に高まった魔力によって強化された光線がぺリュントンを貫いた。
「………魔力が…尽きた……」
「お前のする事決まってるだろ?ギドに酷い事した奴…倒すんだぜ!」
魔力切れで倒れこんだイアンへと話しかけるギンタ。疲労で倒れているイアンだがその声は非常に清々しくなっていた。
「勝者ギンタ!これよりにウォーゲーム7thバトルの勝者、メル!!」
「イアン!!ジークはレスターヴァに居るんだな!?」
「それは恐らく間違いないっしょ。ディアナの手の中に居るはずだね」
「(ディアナ……ドロシーの姉ちゃんでスノウの継母……!待ってろよジーク!)」
「ジーくんは………レスターヴァに………」
「てめぇ起きてたのか!?」
「絶対に、助けるから……!!」
「あとアラン、後で思いっきり殴らせてね」
「げぇ!?」
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