第三十五話 小栗大尉!弱虫ペダルは面白い!!その十四
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「それで今回の戦いだが」
「はい、今回は自転車です」
「その戦いですね」
「じゃあこれからですね」
「関西一周ですね」
「そうだ、ではいいな」
勝負のことはというのだ。
「ボーナスは用意してある」
「はい、今回は平田裕香さんお願いします」
「あのぷにぷにした身体を芸術鑑賞します」
「その為にも自転車で勝ってきます」
「手段を選ばずに」
二人にスポーツマンシップはない、それも全く。
「じゃあ行ってきます、今から」
「ゴールに先に行くのは俺達です」
こう悪田部に告げて戦いに赴くのだった。事前の準備も怠らず。
勝負の日二人は変身した姿で自転車に乗っている、そのうえで二人ではじまる前から笑ってこんなことを言った。
「へっ、勝負はもうな」
「決まってるぜ」
「はじまる前からな」
「もう俺達の勝利は決まってるんだよ」
「おい、コース上のトラップ全部潰したからな」
「関西中に置いたそれな」
交通整理を担当しているお巡りさん達がその二人に言って来た。
「道に油とかマキビシとか撒きやがって」
「落とし穴まで用意しやがって」
アスファルトにだ。
「卑怯な真似すんじゃねえ」
「御堂筋君だってそんなことしてねえぞ」
言葉で相手を惑わすことはあってもだ。
「他にも色々と罠を仕掛けていたよな」
「中には通れば弓矢が飛んで来るのとかな」
「今回も汚いことしやがって」
「普通にやれ、普通にな」
「正々堂々と勝負しろ」
「糞っ、苦労して千箇所は置いたのにな」
「それも色々な種類のをな」
二人はお巡りさんの汚物に対する様な言葉に忌々しげに返した。
「時間もかけたのにな」
「全部潰したのかよ」
「お巡りさんも働き者だな」
「迷惑な話だよ」
「おい、認めるんだな」
「本当に最低な連中だな」
観衆の皆さんもここで言った。
「肥溜めの中の汚物以下だな」
「何処まで屑なのよ」
「本当に死ね」
「地獄に落ちなさい」
「玄田哲章さんが声をやってるヒーローに成敗されろ」
「ああ、玄田さん最高だよな」
「あの声痺れるぜ」
二人も玄田さんは好きである。何を隠そう作者もあの声に痺れている日々だ。シュワちゃんもスタちゃんもこの人しかない。
「まさに声優界の至宝」
「あの声のキャラなら成敗されてもいいな」
「まあこの作品の主役は俺達だからな」
「そんなキャラ出ないけれどな」
「呼んだか(CV:玄田哲章)」
呼べば来る、この作品はこうした作品である。
それで玄田哲章さんの声でだ、身長二メートルを超える筋骨隆々の厳しい岩石の様な顔立ちの髪を短く刈った警官の服の人が出て来た。
「玄田村正警視正である(モブです)」
「おい、名前そのままだぞ」
「もうキャラクターの名前考える気ないだ
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