5部分:第五章
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かったことは。
「同じでした」
「同じ?」
「はい、トイレに残っていた赤い水と」
また工場長と工員達に対して話していた。
「河の排水は全く同じ成分でした」
「そうなのか」
工場長はそれを聞いてまずは眉を顰めさせた。
「同じだったのか」
「それでですね」
学者はさらに言ってきた。
「実際に魚が全くいなくなっていまして」
「河の魚がか?」
「はい、しかも川辺には虫もいませんでした」
それもだというのであった。虫までもが。
「奇麗に。一匹も」
「そんなことがあるんですか?」
「まさか」
「勿論そんなことは有り得ません」
学者もそれは否定した。有り得ないことだと。
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