1部分:第一章
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そんなの嘘だろ」
またそれは否定されるのだった。
「そんなのはよ。有り得ないだろ」
「排水のあれでも信じられなかったのによ」
皆この話も否定した。しかしやがて工場の中で実際に異変が起こるようになってきていた。
「柳沢君がいなくなった?」
「はい、そうなんですよ」
工場長に対して工員が述べていた。
「何か。トイレに行くって言って急に」
「いなくなった?」
「はい、ロッカーの荷物はそのままです」
これがまた実に奇怪にだ。
「受け持ちの作業場の道具もそのままでしたし」
「おかしいな」
工場長はここまで話を聞いて首を傾げるのだった。
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