平穏
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ガシャン!!!
「間違ってない、なにも、追求したいだけ…もう、いちど。」
長い旅を終えて、平凡な日が始まる。
そう、何もかもがいつも通り、この旅が“普通”ではなかっただけ。
ホリィ「承太郎〜はい。行ってらっしゃいのキ、ス?」
承太郎「このアマ…いい加減それをやめやがれ」
ホリィ「は〜い。」
承太郎「そういえばジジィの姿が見えねぇが…」
ホリィ「あ、なんでも朝早くにSPW財団の方がいらっしゃって出かけたわよ?急ぎの用事とかで…」
承太郎「…」
ホリィ「承太郎?」
承太郎「あぁ、いや何でもねぇ。行ってくるぜ。」
学校へと向かいながら承太郎は考える。
何故こうも胸騒ぎがするのだろう。
SPW財団、緊急の用事、ジジィ…
過酷な旅の直後だろうか、よくない考えばかり浮かんでくる。
承太郎「DIOの野郎…いや、まさか、な。」
帽子を深くかぶり直し、ありもしない考えを否定する。
終わった、この目で見たんだ。
もう何も心配することなどない。
女1「あ、JOJOよ!JOJOが学校に来たわ!」
女2「キャー!久しぶりじゃない、JOJO、どうしたの!?」
女3「休んでいた分のノート、まとめておいたのよ。」
女4「ちょっと、一人だけいい子ちゃんになろうったってそうはいかないんだから!」
女3「なによ!」
女4「文句あるの!?」
承太郎「…やれやれだぜ。」
あぁ、そうだ。これが平穏。
“日常”を実感した承太郎は、微かに口元をゆるませた。
To Be Continued
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